心筋症

一生夢を見ていたい。

2/21 11:00 いまを生きる

やっっっっっっっっと2021年始まった!!!

まだ気は抜けませんが、皆さん感染対策しっかりしながら楽しんでいきましょうね。

ということで主観もいいところだな、おい。という感想です。久しぶりだからちゃんと書けるかな(うるさい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再三ですが、自分は何も情報を入れずに舞台鑑賞に行きます。頭に入れるのはタイトル、演出家、出演者、日程、会場。入れてこれくらいです。なので、佐藤隆太さんが、キーティングだと言う役も終演後に知ったし(ずっとキーキングだと思っていた。)、こんなに悲しい悲劇だなんて思いもしませんでした。初演のトラジャの3人の方は観ていなくて、今回が初見です。シンプルに泣いたんですけど、めっちゃ悲しくないですか?あんなに拘束されている中でみんなで楽しく生活していたのに、あんなに呆気なく日常って変わるものなんだな、って思ったし、そもそも自由を求めやすい高校生にあんなに圧力で気持ちを抑えられることも理解ができなかったし、だからこそキーティング先生の存在がリラックスできる時間だったな、という感じでした。シンプルにあんな授業楽しくない?正直教科書破れ!とか言われたらえ?ってなるけど、破り出したら絶対楽しいし、彼らも最終的に投げつけたりしてたからああいう授業はあってはいけないものだろうけど、時には意味を成すんだなぁ、なんて思ったり。でも、正直、前半はそれくらいしか覚えてなくて。というのも、後半の瀬戸くん演じるニールが父の言いつけに背いて舞台に出たあとからが衝撃的すぎてそっちに全部意識を持っていかれてしまったんですよね。あの感覚は日本で生きてたら絶対に味わうことはないな。でも、あの時のニールの気持ちは絶対みんな分かると思うんです。今まで父親に言われたことだけをやって、父親が思い描く通りのことをやってきて、自分の意見とかそういうものを言ってこなかったニールが、初めて「芝居がやりたい!」と思い始めて、でも、父親には言えなくてバレてしまうしょうもなさはすごく可愛いし、でも、反対を押し返して舞台に出た意志は本当にやりたいことなのになんで父親には伝わらないかなぁって思うくらい切な過ぎたし、最後は想像でしかないですけど、演技ができないなら、あの学校に行けないなら死んだ方が良いと思ったのか拳銃自殺をしまう未熟さとかはニールがもう少し大人だったらなぁと思ってしまいました。てかシンプルに父親が自分の息子の道を決めるのってどうなの?って感じですけど、あの時代だったらそれが普通なのかもしれないし、学歴がモノを言うのかもしれない。パンフに時代背景的なものが書かれているページがあったのでサラッと読んでみたけど、共通テストがあって州が判定するみたいなことを書いてあったから、そういうことがあって、父親は過剰にニールを抑えつけてたのかもしれないですね。自分が見れなかった夢を見させることができる、みたいなこと言ってましたけど、その本人ニールがそう思ってないなら意味なんてないのになぁ。まぁどっちにせよ良い結果にはならず、ニールは自ら命を落とすんだけども。その後のクラスメイトがもう観てられなくて。いや後半は結構そんな気持ちだったけども。三宅くん演じるチャールズが学生新聞かな?の原稿を差し替えたことで、『死せる詩人の会』の存在が明るみになってしまい、プラスキーティングが唆したという有りもしないことを事実として証言させられることとか、なんかもうこれは時代とか風潮とかでは言い表せられないんじゃないくらい悲しい気持ちになってしまって。彼らはただ、表現することの楽しさを知ってその気持ちをみんなと共有したいだけなのにそんな些細な自由も許してもらえないとかちょっとあんまりじゃねぇか?と思ってしまい、最終的にあのニールの父親と校長めっちゃ嫌いだな、という感情で終わりました。笑『死せる詩人の会』のメンバーを言わなければ全員退学にするなんてそんな理不尽なことある?今だったら秒でPTA案件やん?みたいな。最後キーティング先生が教室に来て私物をまとめて出ていくシーンとか、なんかもうシンプルに良かった。(いきなり雑)あの後きっと新くん演じるトッドと影山くん演じるノックスと基くん演じるミークスは退学になっちゃうのかなぁとか、色々考えたけども、あんまり良い結果にはならない気がして普通に悲しかったよね。

 

最後にワタクシはジャニーズオタクなので、出演していたメンバーについてちょっとだけ書いておきます。(本来の目的(語弊でしかない))基くんは、本人がそうだったからだと思うんですけど、THE男子校の男の子って感じで、役のキャラクターも相まって、その感じが一番出ていました。パンフには控えめで多くは語らない、真面目って書いてたけど、表情が結構豊かだったし、『死せる詩人の会』で、クリスの写真をゲットした!みたいなシーンのところで、最後そのポスターでいいのかな?がミークス手に渡るんですが、しっかり「やった〜」って言っていて。しかもそれが結構はっきり聴こえてミークスってちゃんと男の子なんだな、と思ってしまいました。笑その後ちゃんと畳んで大事そうに閉まってたところは真面目さがすごい出てたな。影山くんは、唯一恋をする役で、しかもよくよく考えたらあれ略奪しようとしてるよね?笑個人的にはあの個性の塊の影山くんがこんな子演じられるんだって思ったんですが、パンフで本人が普通という言うくらい本当に特徴が言う程ないけど、周りにすごく影響されるし、恋愛に関しては盲目なところがあって、考えれば考えるほど愛嬌があって可愛すぎるキャラクターでした。小向なるさん演じるクリスに真っ直ぐで、1日だけ僕にくれって頼む感じとか、ちょっとダサいんだけども、高校生にしてはかなり勇気のある行動だし、その夜にはなんかもう親密になっちゃうし、普通に目が離せなかった。新は、テンションの差が一番大きくて、彼が演じたトッドは転校生なんですね。それも始まってから知った。笑始まりの椅子に座って校長先生が話してるシーンで後ろ姿しか見えてなかったので、ん?めっちゃ姿勢悪くないか?とか思ってたけど全然そういうことじゃなかったごめんなさい。普通にトッドの人柄でした。トッドは、ニール達クラスメイトと関わっていくことで変わっていくんだけども、本当始まりと終わりのトッドのキャラクターが違いすぎてWキャストなんか?って思うくらいだったし、あのみんなに守られている新が、、、ってちょっと成長を感じるくらいには感動しました。(大分親みたいな気持ちだった。現に最後の挨拶であんなに喋れるようになって、、、とか思って泣いた())トッドに親からの誕生日プレゼントが届くシーンのところとか結構好きだなぁ。その後のニールのセリフに返事するトッドとかかなり可愛げあってめっちゃ良かった。

 

 

 

久しぶりの現場にセンチメンタルな気持ちになってたら1週間感想書けなかった。笑びっくりするくらい中身のないことをダラダラダラダラ書いてますが、要約すると、あの後の彼らの人生を考えていたらもっと悲劇で悲しかったよ、ということです。笑

9/26 14:30 浪漫舞台走れメロス~文豪たちの青春~

13時開演でしたが、色々ありまして、14時半公演になりました。

スタッフさん方は対応で大変だったと思いますが、お疲れ様でした。以下感想というか、自分が思ったことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太宰と言えば、女性に大層愛されたことで有名ですよね。そんな太宰を愛した女性が本編では4人出てくるんですが、その4人について少し書きたいと思います。まず、青森から太宰基、修治と上京してくる女性、谷村美月さん演じる初代。初代は、4人の中で1番津島修治に固執している女だな、と思いました。最後の太宰と一緒に心中する時とかも、自分の1度の過ちで、結果こうなってるのに、上京してくる時に言ってくれた言葉を大事にしています、なんて言ってくるし、最後の最後まで幸せって言っちゃうし、太宰と別れた後も誰とも一緒にならないし、純粋に太宰を愛していたからじゃないの?って感じなんですけど、観れば観るほどじゃあなんで別の男に靡いたんだよ、ってなってしまって結構個人的には理解が難しかったです。多分自分が捻くれてだけだと思いますが。笑その次に出会うのが、苅谷瑠衣さん演じる美智子。修治と正式に結婚を交わした女性です。美智子も津島修治を愛した女だと思ってるんですが、何も知らずに修治に尽くして後で全部知るっていう。まぁでも、あとから出てくる静子と冨栄の関係はきっと分かってるんだと思うんですけどね。一番純粋そうに見えて実はそうじゃないのかな、なんてちょっと思いました。上手く表現し難いですが、太宰治である津島修治を好きなイメージ。一番敵に回したくないかも。その次に出会うのが、谷村美月さん演じる太田静子という女性です。谷村さんは2役演じられています。静子は突然、太宰が飲んでいるバーに尋ねてきたところから知り合うんですが、静子は、太宰と修治どっちも欲張った女かな、と思いました。太宰との子供を身籠り、尚且つ『斜陽』の完成を強要するという。太宰を「修さん」と呼び、太宰が奥さんと別れないから私には何も残らないと怒る。でも、私は太宰の裏の顔も知ってるのよ、という優越感みたいな空気を感じました。全ては太宰が知り合いに似ていると言ったことが決め手で静子の人生は動いている気がしました。そして、一番最後に出会う女性が山口真帆さん演じる冨栄。冨栄は、太宰を尋ねて行きます。彼女が一番不思議で怖いんですよね。太宰を「治さん」と呼ぶ冨栄は、千原せいじさん演じる井伏に太宰との関係を聞かれ、作家としても、男としても好きです。と言い切れる程の強い女です。冨栄もどっちかと言うより、愛のために死ねますか?と言っていたくらいですから、人間の本質的な部分を愛す人かな、なんて思いました。それで本当に一緒に死んでしまえるんだからなんというか一種の美学みたいなものを個人的には感じました。自分には到底できない生き方ですね。今回の公演で思ったのは、太宰は、女性だけじゃなく、男性にも愛された人だったんだな、と思いました。室くん演じる檀一雄も、太宰が何回もいなくなっても心配になる、って言っているし、井伏も治療を勧める為に真剣に怒ってくれるし。誰もが助けたくなる人なんだなぁ、と。あと、今回この舞台の演出家がモトイキさんだったのでちょっと身構えたんですけど、以前観たある舞台より全然結末は観やすかったかな、と思いました。ただ、場面展開が得意じゃないのかな、という印象でした。盆がない上にコロナ禍でスタッフさんの人数を最小にしてるのかもしれないですが、音楽と映像で惹きつけている間にちょっとしたセット配置があるんですけど、右の方にずっとバーのセットがあるんでちょっと集中できなかったかな。笑あと、壇主導で話が進んでるんですけど、壇が兵役に行った後のことも壇が喋ってることになっていて、ちょっと矛盾を感じました。それ壇はどうやって知ったのかな、、、?みたいな状況が幾つかあったかな。ちょっとしたところで気になって仕方ないのは否めなかった気がします。でもまぁ何時ぞやの舞台よりは全然悪くなかったです。笑

 

 

遅くなりましたが、今回の思ったこと。あと、これは完全に自分のあれなんですけど、オダサクを過去に演じたうちくんが今回は太宰を演じると知った時、なんという縁なんや、と思いました。もともと自分は太宰が好きで、ずっといつかはうちくんに太宰をやってほしいと思っていましたが、まさかここで来るとは思ってなくてびっくりしたし、行こうか辞めようかすごく迷いましたけど、行ってよかったな、と思いました。まだコロナが落ち着いてなくて、今までの日常を取り戻すのは難しいけど、それでも、そんな中万全の対策を取って上演してくださったことにはすごく感謝だし、行くという決めて良かったな、と思いました。あーシンプルにかっこよかったなぁ、、、次は人間失格で大庭葉蔵を演じるうちくんが観たいなぁ、と。

 

 

 

 

 

2/6 13:00 Endless SHOCK

シンプルに悩んでる。以下ネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タツヤについて

今回の感想はほぼここを全部太字でお送りしたいくらいです。笑メインここやん?笑はっきり言って好き嫌い別れるかなって思いました。自分が今まで観てきたライバル役の中では、になりますが、ヤラはコウイチの隣、ウチは後ろからコウイチを追いかけていて、ユウマとコウイチはチームメイトの1番2番っていう表現をしてきたと思うんですが、タツヤは対象がまずコウイチだけじゃない、と思いました。なんと言うか、自分が1番で、それはコシオカにもマツザキにもテラニシにも勿論他の4人やアンサンブル、リカも入ってるんじゃないかな。で、更にコウイチ。あのカンパニーの中でタツヤは自分が1番だと思ってる。タツヤはタツヤでコウイチはコウイチ、っていう印象を抱きました。今までは絶対にコウイチを軸にしてたんですよね。3人は。タツヤはコウイチが軸じゃなくてタツヤが軸。1幕はそのイメージがすごくあって。常に粋がっていて、俺が正しいんだよ、みたいな。ちょっとだけ子供っぽい部分を持ち合わせているのかな?バランスが結構絶妙でしたよね。コウイチも寄せにいってる感じがあって、去年のコウイチより大人っぽかったなぁと思いました。2幕は1幕とガラッと変わるんですよね。タツヤの鉄壁がどんどん剥がれていく感じがすごいあって。あ、意外とタツヤって強くないんだなって思わされるのが、リカに諭されるシーン。ずっと粋がっていたタツヤが急に小さくなるんですよ。オーナーに縋りつくところは本当に名の通り縋っていて。自分のせいでコウイチはいなくなる訳でタツヤはただショーをストップさせたかっただけでコウイチに勝ちたかっただけなのにこんなことになるなんて1ミリも思ってなかっただろうから。今までの中で一番「俺は信じない!」が効いたかな。個人的には。

 

ライバルチームについて

今回はメンバーが結構ガラッと変わったのも見どころでしたね。まず、ライバルチームにショウ、タイガ、ミナト。この中でミナトが一番年下ですが多分一番背が高いです。顔も小ちゃいよね。脚が長いことも確認しました。←ミナト結構好きな感じでした。意外とタツヤが可愛がっていて、ミナトもタツヤを慕ってるんですよね。それなのに、コウイチと言い合いみたいになって先にタツヤが帰っちゃった時は1回立ち止まってコウイチの様子を見るっていうね。タイガは完全にゲンタポジですね。笑あとちょっとノリ的にモロを思い出しちゃいましたね。懐かしいね。みんなに愛される愛されキャラですうよね完全に。ほんでもって表現力が良い。めっちゃ楽しそうに踊るよね。ショウはもう1番出て欲しかった!笑去年で言うノエルなのでセリフの量が少ないんですけどね、とりあえず歌と踊りに関してはアレルギーが出るって言ってたあの高田くんが歌って踊ってる!っていう感動笑あと、ショウもタツヤに可愛がられてると思う。YMDで箱(表現の仕方)に2人が近づく時にタツヤがショウに脚向けててそれにビビるショウっていう構図がめちゃくちゃ可愛かったです。あとマツザキは相変わらず可愛かったので省略します。ラップがついに活かされて良かったねぇ〜(好きすぎて語彙がなくなる病気発症中)

 

コウイチチームについて

シンプルにテラニシがやばいな?というざっくりした感想しか出てこない。まさか襷掛けすると思わないし。びっくりしすぎて記憶にないですね←テラニシがめちゃくちゃタツミに見えてタツミが観たくなったのはここだけの話にしておきますね。←とにかくテラニシはお兄ちゃんポジになったので、最後コウイチがいなくなったシーンでは、ミナトに声掛けてあげてて尊さが溢れてましたね。いとをかし。そんなテラニシは今年も刀を渡す係なんですけども(生き物係みたいに言うな)コウイチに「テラニシ、、、!」って言われた時の顔は本当に分かってないし、コウイチが刀を突き刺した瞬間本物だと分かった反応はテラニシにしか出せない空気感があったし。テラニシは1年きっとずっと引きずるタイプだと思うし、コウイチがもういないって分かった瞬間は俺のせいだって思うタイプだと思う。タツヤに「なぁテラニシ?」って言われた時の表情がもう絶望でしかなくて。あの感情からチェイサーに向かうテラニシにどういう心境の変化があったのか。シンプルに気になるところ。やっぱりONE DAYで屋上にテラニシいるのは感動ですね。コシオカはごめんなさいマツザキとシンメなのであんまり観れてませんが、ソリタリのコシオカめっちゃエロいな?今回上手だったのでコシオカが結構近くにいたんで観させていただいたんですが、女性ダンサーさんを観る目と手つきがもういやらしい笑ちょっとあ、コシオカかっこいいと思った瞬間でした。あと、『Let me be Let me see』のコシオカの脚の動きがちょっと激しめで好きです。

 

今年のSHOCKについて

もう結構書いてるので最後できるだけ簡潔に書きますね。今回の演出は結構変更になってるのかな?まずライバル曲『Put your hands up』はラップがメインの曲でメンバー1人1人にソロパートが少しあるのも特徴です。あと照明がめっちゃくちゃ明るくてダンサーさんもいらっしゃるのでショー感がめちゃくちゃ強い曲だし、かなりかっこよく仕上がってました。今までのライバル曲にはない男らしい感じです。その後にコウイチの足音が入って『SOLITARY』入るのずるくないですか?ソリタリなんてただでさえみんな好きなのにもっと好きになるやん?(黙りなさい)あとびっくりしたのが、コウイチがいなくなってしまうところ。今年はネックレスだけが置かれているっていう演出になっていて、タツヤがそのネックレスを拾ってリカに渡すんですけど、その時のリカの顔がもうすごい良い顔するんですよー!「私は何があってもコウイチに着いて行くから!」って言っていたリカが強くなった瞬間ですよ。そんなリカ、お衣装が数着変更になってましたね。ONE DAYで着ていたワンピースが似合っていて可愛かったです。あとはもうずっと言ってるけどカーフライングのリカが無邪気すぎて付き合ってほs(強制終了です。)

 

全然まとまらなかった笑とりあえず思いついたことを書きました。書ききれてないこと、忘れていることあると思うので思い出したらTwitterでつぶやくシステムでお願いします。とりあえず睡眠時間3時間半でSHOCKはしんどかった!笑

 

 

2/1 11:00 なにわ夫婦八景

無事今年の現場始めを始めることができました。

もう一般人になるところだった(ええがな

今日が初日なのでネタバレだけ気をつけてね!

毎度のことながら内容はないよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンプルに今や人間国宝として知らない人はいない桂米朝さんのお話です。関西に住んでいると、舞台やテレビでよく落語家さんって拝見するんです。子供の頃は松嶋尚美さんと中島知子さんがコンビでやってらしたオセロが出ていた土曜日の朝の番組とか、今はNMB48のメンバーが出ている土曜日の夕方の番組とか、たむけんやロザンが出ている金曜日の夜の番組とか。関西人にとって落語家さんは結構身近な存在かな、と。なので勿論米朝さんのことは知っていたんですが、落語は全く観たことがなくて。(ふぉ〜ゆ〜の辰巳くんの落語くらいしか観たことのないペーペーです)しかもキャストを観たらざこば師匠おるやん!と思い、観劇を決めた次第です。小さい頃ざこば師匠のキャラクターはちょっと怖かったんですけど、なんと言いますか、おらんと物足りひんみたいな麻婆豆腐でいう山椒みたいな存在だな、って自分は思っていて。すごく大好きで。ってこの話はどうでも良いですね笑話の始まりはまだ太平洋戦争が勃発する前の昭和15年から始まります。のちに奥様となる絹子さんを元宝塚の真琴つばささん、師匠の役はドラマで大活躍の筧利夫さんです。つばささんの口から「私は宝塚よりOSSK派やったんで」1幕前半はトップスター駒ひかるなので、華やかさがすごくて、2幕は夫婦になった後のお話だった上、お子さんがいる時代だったのですっかり母の顔というか妻の顔という感じでときめきました。役とは言えあの真琴つばさが3歩後ろを歩いてる、、、!っていう感動が笑筧さんは本人を演じられているのかな?って思うくらい役にハマってらして、めちゃくちゃ引き込んでくるんですよね。想いがすごいダイレクトに伝わってきて、思わず泣いてしまいました。そんなお二人の息子役は長男明(現桂米團治さん)は内くんが、一瞬出てくる明の双子の弟は劇団Patchの田中亨さんという方でした。この双子の弟がめっちゃ面白いんですよね。田中さんが2役演じるのですが、まぁ1人しかいないので、ずっとお互いを探してるんですよね。それを観て明が「あの2人一生会わへんやろ。」って言うんですけど、その言い方がもうシンプルに面白い。会話の流れで言うのでぽろっと言ったボケみたいな感じで。やばいくらい笑ってしまった笑あと、2幕の明が噺家になりたい!と言って子米朝になって3年の時、一人暮らしをしたい、と申し出るんですけど、絹子がそれを反対するんです。けど、師匠は言いたいこと言い。って言って、子米朝の胸の内を聴くんですけど、その後今まで堪えてたことも言って家から出て行くんですけど、その時に縁側から出て、つっかけ履いて行く、みたいな流れっぽいんですけど、つっかけが片足履けなくてちょっと履こうと頑張るんですけど、やっぱり履けなくて最後つっかけ両足を両手に持って2人に拗ねた顔して出て行くんですよ。それがもうシンプルにうちくんだった笑あと、学生時代も演じているので、ちょっと幼い感じを出すためか、返事とか喋り方がちょっと子供っぽいんですけどそれがもううちくん笑普通に可愛すぎて舞台じゃなければ声出てた。←あとOSK日本歌劇団出身の桜花昇ぼるさん。今回OSKを初めて知ったんですけど、シンプルにカッコいい。立ち姿がもうやばい!(やばい)イケメン過ぎておるだけで眼福ってこういうことか、と思いました。あとはなんと言ってもざこば師匠!あの、セリフを覚えてらっしゃらないところがあったのか、暗転前に筧さんに「セリフ覚えてください!」って言われていて思わず笑っちゃったんですが、米團治師匠の手紙のシーンでは、紙を持つ手が震えていて、ちょっと可愛いなぁと思ってしまいました。ざこば師匠があんな近くで観られたのでもう人生悔いないです。笑

 

今回のこのなにわ夫婦八景で思ったのは、米朝師匠はやっぱりいめっちゃ優しさで溢れている人なんだっていうことでした。2幕の最後の方でいつものように絹子と花札をするシーンがあるんですけど、絹子が「チャーチャンが幹で私は花です」みたいなことを言うんですけど、師匠は「あなたが幹で私は咲かせてもらってるんや」みたいなことを言うんです。結婚して39年のことです。39年経っても尚お互いがお互いを尊敬し合っていて、そういう風に言い合えるってすごく素敵だし幸せなことだなぁって。きっとそれだけじゃないかもしれないですが、絹子は「桂米朝に惚れ込んだから」って言うですけど、それだけで隣に居続けられるってすごい良いことだな、って。それに、その想いを師匠も感じ取れていて、絹子に対して感謝の気持ちを口下手って言いつつも伝えられるってすごい素敵だなって。将来自分もこんな夫婦関係築きたいなって思わせてくれるそんな舞台でした。

 

あ!あとこれだけ!最後人間国宝の式に出席する為にお弟子さん達が先に師匠と絹子を見送るシーンで、明が絹子に襟元直してもらうんですけど、普通に息子すぎたし、その後自分の家観てた顔がなんかもう色々込み上げてきて明の覚悟なのかな、と思いました。あとめだかさんと忠志さんの漫才めっちゃおもろかったね。忠志さんの「大きなことはできひんくても小さなことからコツコツと」って笑っちゃったけどちゃんと噛み締めましたよ。

 

 

 

12/22 12:00 ENTA!2

いやもう面白過ぎんねん、、、!以下ネタバレです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は検定と被ってたのもあって新曲を2曲するということとペンライト持って行って良いという情報だけ得て行ったんですよ。構成が歌(E4Yね)→トーク→コント→歌(新曲)→ゲストリクエスト→歌って感じでした。いや、もうめっちゃ笑った笑まずE4Yで爽やかなふぉ〜ゆ〜さんが観れたところでこの回は小川菜摘さんをゲストに迎えてのトークで。コッシーが共演してるからもうその時のネタとかのやりとりがちょっともう面白くて笑松崎くんは浜田さんの真似するし、と思ったら菜摘さん寺西くんから仕入れたっていう情報がもうド下ネタで笑本当ひどかった笑あれレッドカード出ないかな笑コッシー見栄張ったらダメだよ笑そのあとのコントは火サスのパロディで良いのかな?くじで配役決めてこの回は、コッシー→犯人、福ちゃん→人質の女子高生、辰巳さん→警察官、松崎くん→犯人の母親だったんですけどまぁひどい笑まず福ちゃんのおふざけがすごい笑原型なかったよって言ってたけどどれが原型か分かんないから笑けどなんだろうな、福ちゃんって面白い顔するよね笑コッシーは普通にカッコよかったんだけど犯人役笑辰巳さんは始め踊ってる捜査の方かな?って思ったんですけど上着脱いだら上半身裸っていう笑ブルースリー?って思ったら最後は吉川晃司さんでした笑ずっと誰かと戦ってた笑松崎くんはやっぱり天才だよね笑おかんが似合うんだよなぁてか松崎くんスタイル良いから衣装が変に似合うんだよ笑もう思い出しただけで面白い笑そんなカオスなコントのあとに新曲だよ?切り替えどうやってんの笑で、今回の新曲なんですが、2曲あって1曲は『Velvet Touch』というクールな大人な曲。キンキのボニバ作詞した方が書いてくださったって言っててうわ分かる!ってなったよね。サビのさ、愛してるとただ一言だけ呟いたなら強く抱きしめて(だっけ?)っていう歌詞がさー!もうやばいよね。あと松崎くんBメロ担当なんだけどね、ジャスミンって歌詞に入ってるからジャスミン持って出てくるんですよもうめっちゃかっこいい。戻れないこと君も分かってんだろうでお花見てなんとも言えない顔してるのがもう!心持って行かれたよね。松崎くんとなら戻りたい(黙れ)もう1曲は『Scandalous』は作詞辰巳さん、ラップ松崎くん、振り付け福ちゃん、衣装コッシーで作った曲で。歌詞はもうめっっちゃ辰巳さんだよね。わかる?あのカタカナ入れてくる感じとか句点入れたり鉤括弧入れたりって感じがすごい辰巳さん笑こっちもカッコいい曲になってて、振り付けは足技(言い方)多めな感じでめちゃくちゃおしゃれ!サビの『邪魔してみたら?止まらないけど。』と『馬鹿なフリならいつでもするよ。』ってずるくない?????ふぉ〜ゆ〜さんといけない恋したい!(黙れ)衣装も落ち着いた赤でシックでかっこいいんだよなぁあ、ラップは松崎くんって韻の踏み方知ってたんやって感動しました(そういうことじゃない)ゲストリクエストはなんと鬼ごっこ!色鬼をしたんですけど、1階と2階使って良いよっていうルールで2階で油断してたらみんな上がってきて!松崎くんが真隣で止まったんですよ!ちょっともうどうしたら良いのか分かんなかった。笑辰巳さんは顔ちっちゃいし福ちゃんは話高いしコッシーは爽やかだし。全員隣を通って行ったので普通にびっくりしましたてかめっちゃ必死で色鬼やってて可愛かったよね笑ガチで鬼ごっこやったあとにクリスマス・イブ歌うっていう。だから切り替えすごくない?今回はこのクリスマス・イブ以外は全然オリジナル曲なんだよね。それがなんかもう感慨深かった。去年なんて新曲もらったよー!って喜んでたのになぁって懐かしんでしまったよね笑で、一回はけてまた出てきてくれたんですけど、福ちゃんの前置きがあって幻の曲ってなに?と思ったらまさかのどしゃぶりヒーローで!いやいやいや!めっっっっっっちゃ嬉しかったもうやんないと思ってたからいきなりかかっては!!??ってなったよねちょっと泣きそうになった笑最後はふゆぱらの新曲 『Thank you for your love』(スペル合ってる?で締めでした。

 

去年のENTA!の感想読み返したんですけど、こんなにオリ曲次々もらえると思ってなかったし、しかもかっこいいし、次は配信したいって言ってたから本当に配信してほしいし(手元に残る形だったら嬉しいな)勿論去年も面白かったし楽しかったけど、今年はもっともっと面白くて楽しかったです。ところで

 

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11/24 17:00 放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味篇

普通に面白かった笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の厨房男子は続編だったので、前回のおさらいから始まったんですが、めっちゃ面白くて笑前回は末那高の包丁部の部員が3人?で廃部の危機どうする!って感じで頑張って2人集めるみたいな話だったみたいなんですけど、言い方あんまり良くないかもしれないんですけど終始ふざけてる笑客席を巻き込む感じがすごい楽しくてすぐ引き込まれました。あの構成考えた演出家さん?天才だわ(なんで上から目線やねん)そして出てくる人全員キャラが濃い!笑主人公というかメインでいるのが辰巳さん演じる大地くん。多分面々の中でまだ真面目じゃないかなっていうキャラクターでした。福田さん演じる包丁部部長翔平先輩はまともそうに見えてちょっとなんといか可愛い不良まではいかないけど不真面目さんみたいな。越岡さん演じる颯太先輩が結構テストの点数は良くないし、その上恋に落ちちゃうしで結構浮き足立ってる感じはあるんですけど、三倉茉奈さん演じるミコちゃん先生に軽く咎められるだけで実際翔平先輩の進路はどうなんだ、、、?みたいな疑問がちょっとあって謎にアナザーストーリーを考える展開となってしまいました。(これはきっと自分だけ)越岡さん演じる颯太先輩は前述の通りですが、個人的にはコッシーのあの爽やかさに颯太って名前めっちゃ合うやんって思って。超爽やかじゃなかったですか?爽やかなのにそこそこ思春期ど真ん中みたいな役どころでそれが何とも言えないバランスだよなぁと思いながら観てました。松崎くん演じる不知火は、常識人で偏屈で出てきた瞬間からこの人学校におったら一旦距離置きたいな、みたいなタイプ。(言い方ひどいですね)何よりあのマッシュルームみたいなあのかわいい髪型がミステリアス感を助長させますよね。前野さん演じる優也もなかなか濃いキャラクターなので、2人が一緒にいるともう結構お腹いっぱいになりますよね。笑まじであの1年やばいだろ笑みたいな笑そんな感じなのに包丁部のライバル舞踏部もかなりキャラが濃くて、特に楢木さん演じる霜川は何故か1人短パンだし、のんちゃん演じる如月を崇拝しているし、けどあれは結構異常な崇拝だったよね笑観るとちょっと笑っちゃう、みたいな。みんなもちろんそんなキャラクターなんですけど特にやばかった笑思い出してもニヤけられるあれは笑ってくらい面白かったです。今まで観たことない感じだったし、あんなにジャニーズの曲使っていいんですか?ってくらい面白い使われ方だったし、とりあえず観てほしい笑ただ、相対的浮世絵観たあとに観る舞台じゃなかった笑面白すぎて自分の感情が付いて行かない笑でも、普通に笑って、笑ってずーっと楽しかったです笑

 

 

 

11/24 13:00 相対的浮世絵

いつもの如くあらすじを見ずに行ったので、まさかこんな話だとは思ってなくてびっくりしました。以下毎度のことながらネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校時代に卓球部だった智朗、関、遠山、智朗の弟達朗は、ある日部室で智朗が吸っていた煙草が原因で遠山と達朗を亡くしてしまいます。しかし、20年後に2人が現れて、2人の手助けをしてくれる。20年前のことに罪悪感を感じている智朗と自分は後ろめたいことはない、と言う関。遠山と達朗はなんのために現れたのか、みたいな話です。めっちゃシリアスなんだけど、シリアスなはずなんだけど笑いがめちゃくちゃ多い笑玉置さん演じる遠山と山本くん演じる達朗は高校3年生と1年生で止まっているから結構高校生味があって、達朗は特に伊礼さん演じる智朗の弟だから余計に子供感というか高校生になりたてみたいな初々しさみたいなのがあって(りょーちゃんっていつもそういうところあるからそう見えただけかもしれないけど←)可愛くて仕方ないな、っていう感じでした。ノンスタ石田さん演じる関がちょっといい感じに後ろめたさを隠してくるので、それが堪らなくて、言ってしまえば楽なのにああいうのって認めたくないじゃないですか。そんな関がちょっと可哀想ででもなんか共感できてしまうっていうその微妙な心情を出すのが上手いな、と思いました。伊礼さん演じる智朗は、恐らく20年ずっと後ろめたく思ってたんでしょうね。原因は自分だし、自分のせいで弟が亡くなって、両親もかなり悲しんだだろうし、実際に家では両親が悲しんでたみたいな台詞を言ってるし。関とは反対で罪悪感から解放されたいんだろうなぁという感じでした。あと、この4人とは別に、遠山と達朗が「向こう」で出会ったという山西さん演じる野村という男も登場するんですが、かなり典型的なおじちゃんで、喋りかけてもないのに勝手に次々と自分の話をし始めるという言わば厄介な人みたいな印象なんですけど、話が進んでいくごとに結構大事な人物で。智朗と関の邪念というか、今思ってる後ろめたいことを全部精算するきっかけの人物、みたいな。ただ正しいことを言ってるだけだけども、それに触発されて遠山と達朗達も動かされて、4人が正しい方でいけた気がしたので厄介なおじちゃんもたまには必要かな、みたいな笑野村に関してはそんなイメージでした。行った日が大千穐楽だったので、カーテンコールで挨拶があったのですが、5人がすごく仲良くて、主演がりょーちゃんなんですけど、みんなりょーちゃんといえば察しがつくと思うんですけど、ちょっとというかかなり守りたくなる弟気質みたいな可愛らしい子じゃないですか笑(そんなりょーちゃんが可愛くてたまんないんだけどね!!!!)そんな感じがもう滲み出ていてついかわいい〜と言ってしまいたくなりました笑