心筋症

一生夢を見ていたい。

2/21 11:00 いまを生きる

やっっっっっっっっと2021年始まった!!!

まだ気は抜けませんが、皆さん感染対策しっかりしながら楽しんでいきましょうね。

ということで主観もいいところだな、おい。という感想です。久しぶりだからちゃんと書けるかな(うるさい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再三ですが、自分は何も情報を入れずに舞台鑑賞に行きます。頭に入れるのはタイトル、演出家、出演者、日程、会場。入れてこれくらいです。なので、佐藤隆太さんが、キーティングだと言う役も終演後に知ったし(ずっとキーキングだと思っていた。)、こんなに悲しい悲劇だなんて思いもしませんでした。初演のトラジャの3人の方は観ていなくて、今回が初見です。シンプルに泣いたんですけど、めっちゃ悲しくないですか?あんなに拘束されている中でみんなで楽しく生活していたのに、あんなに呆気なく日常って変わるものなんだな、って思ったし、そもそも自由を求めやすい高校生にあんなに圧力で気持ちを抑えられることも理解ができなかったし、だからこそキーティング先生の存在がリラックスできる時間だったな、という感じでした。シンプルにあんな授業楽しくない?正直教科書破れ!とか言われたらえ?ってなるけど、破り出したら絶対楽しいし、彼らも最終的に投げつけたりしてたからああいう授業はあってはいけないものだろうけど、時には意味を成すんだなぁ、なんて思ったり。でも、正直、前半はそれくらいしか覚えてなくて。というのも、後半の瀬戸くん演じるニールが父の言いつけに背いて舞台に出たあとからが衝撃的すぎてそっちに全部意識を持っていかれてしまったんですよね。あの感覚は日本で生きてたら絶対に味わうことはないな。でも、あの時のニールの気持ちは絶対みんな分かると思うんです。今まで父親に言われたことだけをやって、父親が思い描く通りのことをやってきて、自分の意見とかそういうものを言ってこなかったニールが、初めて「芝居がやりたい!」と思い始めて、でも、父親には言えなくてバレてしまうしょうもなさはすごく可愛いし、でも、反対を押し返して舞台に出た意志は本当にやりたいことなのになんで父親には伝わらないかなぁって思うくらい切な過ぎたし、最後は想像でしかないですけど、演技ができないなら、あの学校に行けないなら死んだ方が良いと思ったのか拳銃自殺をしまう未熟さとかはニールがもう少し大人だったらなぁと思ってしまいました。てかシンプルに父親が自分の息子の道を決めるのってどうなの?って感じですけど、あの時代だったらそれが普通なのかもしれないし、学歴がモノを言うのかもしれない。パンフに時代背景的なものが書かれているページがあったのでサラッと読んでみたけど、共通テストがあって州が判定するみたいなことを書いてあったから、そういうことがあって、父親は過剰にニールを抑えつけてたのかもしれないですね。自分が見れなかった夢を見させることができる、みたいなこと言ってましたけど、その本人ニールがそう思ってないなら意味なんてないのになぁ。まぁどっちにせよ良い結果にはならず、ニールは自ら命を落とすんだけども。その後のクラスメイトがもう観てられなくて。いや後半は結構そんな気持ちだったけども。三宅くん演じるチャールズが学生新聞かな?の原稿を差し替えたことで、『死せる詩人の会』の存在が明るみになってしまい、プラスキーティングが唆したという有りもしないことを事実として証言させられることとか、なんかもうこれは時代とか風潮とかでは言い表せられないんじゃないくらい悲しい気持ちになってしまって。彼らはただ、表現することの楽しさを知ってその気持ちをみんなと共有したいだけなのにそんな些細な自由も許してもらえないとかちょっとあんまりじゃねぇか?と思ってしまい、最終的にあのニールの父親と校長めっちゃ嫌いだな、という感情で終わりました。笑『死せる詩人の会』のメンバーを言わなければ全員退学にするなんてそんな理不尽なことある?今だったら秒でPTA案件やん?みたいな。最後キーティング先生が教室に来て私物をまとめて出ていくシーンとか、なんかもうシンプルに良かった。(いきなり雑)あの後きっと新くん演じるトッドと影山くん演じるノックスと基くん演じるミークスは退学になっちゃうのかなぁとか、色々考えたけども、あんまり良い結果にはならない気がして普通に悲しかったよね。

 

最後にワタクシはジャニーズオタクなので、出演していたメンバーについてちょっとだけ書いておきます。(本来の目的(語弊でしかない))基くんは、本人がそうだったからだと思うんですけど、THE男子校の男の子って感じで、役のキャラクターも相まって、その感じが一番出ていました。パンフには控えめで多くは語らない、真面目って書いてたけど、表情が結構豊かだったし、『死せる詩人の会』で、クリスの写真をゲットした!みたいなシーンのところで、最後そのポスターでいいのかな?がミークス手に渡るんですが、しっかり「やった〜」って言っていて。しかもそれが結構はっきり聴こえてミークスってちゃんと男の子なんだな、と思ってしまいました。笑その後ちゃんと畳んで大事そうに閉まってたところは真面目さがすごい出てたな。影山くんは、唯一恋をする役で、しかもよくよく考えたらあれ略奪しようとしてるよね?笑個人的にはあの個性の塊の影山くんがこんな子演じられるんだって思ったんですが、パンフで本人が普通という言うくらい本当に特徴が言う程ないけど、周りにすごく影響されるし、恋愛に関しては盲目なところがあって、考えれば考えるほど愛嬌があって可愛すぎるキャラクターでした。小向なるさん演じるクリスに真っ直ぐで、1日だけ僕にくれって頼む感じとか、ちょっとダサいんだけども、高校生にしてはかなり勇気のある行動だし、その夜にはなんかもう親密になっちゃうし、普通に目が離せなかった。新は、テンションの差が一番大きくて、彼が演じたトッドは転校生なんですね。それも始まってから知った。笑始まりの椅子に座って校長先生が話してるシーンで後ろ姿しか見えてなかったので、ん?めっちゃ姿勢悪くないか?とか思ってたけど全然そういうことじゃなかったごめんなさい。普通にトッドの人柄でした。トッドは、ニール達クラスメイトと関わっていくことで変わっていくんだけども、本当始まりと終わりのトッドのキャラクターが違いすぎてWキャストなんか?って思うくらいだったし、あのみんなに守られている新が、、、ってちょっと成長を感じるくらいには感動しました。(大分親みたいな気持ちだった。現に最後の挨拶であんなに喋れるようになって、、、とか思って泣いた())トッドに親からの誕生日プレゼントが届くシーンのところとか結構好きだなぁ。その後のニールのセリフに返事するトッドとかかなり可愛げあってめっちゃ良かった。

 

 

 

久しぶりの現場にセンチメンタルな気持ちになってたら1週間感想書けなかった。笑びっくりするくらい中身のないことをダラダラダラダラ書いてますが、要約すると、あの後の彼らの人生を考えていたらもっと悲劇で悲しかったよ、ということです。笑