10/8 18:30 Vamp Bamboo Burn!
今迄に観たことのない舞台でどうしたらいいのか分かりませんでした。
どうしても行きたくて、今回富山公演を選んで行ってまいりました。
多少のネタバレ含むかもしれません。
話の内容は本当にタイトル通り。
竹から生まれたかぐや姫の話とヴァンパイアの話。爆発もちゃんと関係ありました。笑
笑いが所々に散りばめられていて、ちょっと昔話な感じは全くない、ポップな物語になっていました。
個人的に、ヤクザの事務所にいるシーンの小池栄子さん、ものすごく面白いので必見です。
そこメインじゃないのにそこにばかり目がいってしまって笑ってしまいます。
そしてかぐや姫のシーンに出てくるのが、まず蛍太郎を演じる神山さん。
彼は生田くん演じる藤志櫻の謂わば家来のような立ち位置で、身分が低い役でした。
しかし、身分が低いからとまぁ若干抑えきれていないのですが、抑えめな性格がかぐや姫に気に入られるのですが、その神山さんがもう面白い。
こういう人現代にもおるよね!みたいな感じのちょっといやらしい感じの人なのですが、うまくそのいやらしさが出ていて、個人的にはツボでした。
次に主役として登場する藤志櫻を演じる生田くん。
とりあえず初っ端麻呂言うてんのに関西弁かーい!みたいな。
平安とは思えないコミカルさが本当に面白くて。
笑いを堪えるのに必死というかもう溢れてましたね。
そして、一番びっくりしたことが、2幕が始まった瞬間、ライブが始まったこと。
フェスということで、曲が始まるのですが、まさか立つと思っていなくて、え、いいの!?とちょっとビビりながら立ち、ちゃっかり踊ってまいりました。
会場に一体感が生まれ、ものすごく素敵な空間でした。
面白いだけじゃない、思わず息を飲むシーンもあって。
そこはクライマックスなので避けますが、皆さん一生懸命で輝いていました。
あとは、車掌役(来世のかぐや姫?)で出ていた徳永ゆうきさん。
鉄道オタクということもあり、電車のアナウンスは完璧でした!
富山電鉄のアナウンスをされていたので、地方によって変えてらっしゃるのだと思います。
声もそっくりだったので、これから行かれる方は是非注目してください。
最後に今回、キーパーソンを演じてらした中村倫也さん。
彼は初めてお目にかかったのですが、とにかく振り幅がすごい広い!
ホストでかっこよく決めた、と思えばキャピキャピしていたり、はたまた斧を振りかざしたりと本当に全部同一人物なの?と思うほどの変わりようでした。
書きたいこと、まだまだたくさんあるのでが、これ以上は結末を言ってしまうことになりかねないので、やめておきます。
取り急ぎ、感想とさせていただきます。