心筋症

一生夢を見ていたい。

11/16 16:30 ABKAI SANEMORI

めっっっっっっっっっちゃ難しかった笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SANEMORIは歌舞伎の演目の「源平布引滝」というものが題材になっているらしく、ざっくり言うと助けてもらった人は敵だったけど恩義があるから首は取らないと思っていたのに結局首を取ってしまったって感じかな?(詳しい方からしたら絶対お前ホンマに分かってんか?みたいな説明だね)宮舘くんは木曽義仲、阿部くんは側近の手塚太郎光盛、右團次さんは2役されてましたが瀬尾十郎、海老蔵さんも何役かされてましたが、最後は実盛をなさってました。初歌舞伎にしては今回はちゃんと予習したのもあるかもしれませんが、思ったより分かりやすい演目だったかな、と思いました。でも、言葉は難しくて前後の話の流れで理解するみたいな感じだったのでもうちょっと勉強が必要だったかな、と少し反省点はありました。初めて観た右團次さんと海老蔵さんは2人ともオーラがあって、かっこいいし、存在感がすごいのですごく引き込まれました。宮舘くんは、時代劇をやりたいと言っているだけあって、馴染んでいて、堂々としていて大将感もすごくありました。阿部くんははじめ、何故阿部くんはこの舞台に呼ばれたんだろうと思っていたのですが(悪い意味じゃないよ!)今回の役が側近ということで、大将に仕えている感じの役だったので、宮舘くん演じる義仲に付いている感じが出ていたのでそういうことなんだな、と納得しました。しかし、阿部くんの役はやっぱりおいしいというかずるいですね。最後の結末を決める人間でありますから。

 

 

今回初めての歌舞伎ということで、滝沢歌舞伎でしか育っていない自分にとっては本当に未知の世界で、好奇心でしかなかったんですが、やっぱり言葉の回しとか展開とかはいつも観ている舞台とは違ったので難しかったなぁと思いました。しかし、昔の歴史を知ることは好きなのでこれを機に他の歌舞伎も観に行きたいなぁと思いました。

 

 

あ!あと!小万さんが飛び込んだ川?の演出が結構リアルな波打ちでかなり好きでした!

 

 

10/20 12:30 トムとジェリー 夢よもう一度

いや、え?

なんで他公演も観んかった?

ってなったよね。以下感想でーす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンプルにさ?みんな役に合いすぎじゃない?遠藤さんのトムにしろ、松崎くんのジェリーにしろ。いや、普通にやばいな?めっちゃトムジェリだったじゃん。観るまでは人間がトムジェリできるわけないよって思ってたのに終わったらめっちゃトムジェリだったじゃん。感動したよね。個人的に人生で初めて前説っていうものをみたんですが、おばたのお兄さんって普通に面白いんだね。普通に笑ってしまった。笑 自分は、大阪公演以外は観ていないので、他との比較ができないんですが、ジェリーめっちゃ可愛くないですか?てか、松崎くん日本語できないのになんで外国語はあんなに発音いいの←両手がしきりにペンギンみたいになってたのも可愛かったし、表情も豊かで、松崎くんなりのジェリーが出てたと思います。遠藤さんのトムもめちゃくちゃ可愛いし、脚怪我しちゃって落ち込んでるトムがすごく可愛くて、ちょっとトムを愛でたくなったよね。トードルスの山下リオちゃんも普通に可愛かった。見た目お姉さんって感じの見た目なのにちょっとぶりっ子な感じがたまんないし、なんと言っても笑顔が可愛い。トードルスめっちゃ似合ってたよね。あと、寺西くんのタイク。あんな厳つい見た目なのに、パパ呼びがたまんない可愛いし、仲間意識が強くて、寧ろ犬さんチームまるっと可愛いけど、結構な頻度で出てくる「パパ」に全部持って行かれたよね。これ、いなぴの「パパ」呼び絶対やばかったと思う。絶対かわいい(そればっかやん)あと、ジャニーズからはマッスル役のはるはること渡辺大輝くんとジミー役の岸本慎太郎くんが出てたんですけど、岸本くんに関しては久しぶりに見たから普通にでっかくなってる!って思ったし(正直中学生の頃で止まってる)はるはるはなんかもう終始楽しそうで、この子の担当の子絶対幸せだろうなぁって思った。ずっと楽しそうに踊ってるし、周りのネズミさん達とニコニコしてるし、普通に癒される。マッスルっていうマッチョ?な役どころなので、女の子をお姫様抱っこするんですけど、そのギャップが普通に堪んなかった。笑あと、この子めっちゃ可愛い!と思ったのが、ミカエル役の櫻井紗季ちゃん。いやまじで可愛すぎるやろ。この子もずっとニコニコしてて、楽しそうでちょっとムチッとしてる感じが最高だった。本当にキャストが個性的で、声楽家の方もいらっしゃるし、ジャニーズもいるし、芸人さんもいるし、東京パフォーマンスドールの子もいるし、ハロプロの子もいるし、ワハハ本舗の方もいるし、女優さんもいるし、宝塚の方もいるし、ピンクレディーだっているし!とにかく才能の塊みたいなキャストで、とにかく楽しかった。そして総じて可愛かった。笑本当にそれに尽きるし、是非アメリカでもやって欲しい。というかいろんな人に観て欲しいなって思ったら。始めにも書いたけど、観るまで実写なんて上手くいくわけないじゃん増しては舞台だしって思ってたっけど想像を遥かに越えてきたし、ずっとあの空間にいたかったよね。

 

とりあえず他のキャストのも観たいので再演してください。分析余地ありずぎる。

 

 

9/26 18:00 少年たち To be!

とりあえず何て書けば良いのか分からないので、思ったまま書いときます←

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一言で言うなら『集大成』って単語をそのまま体現した舞台っていう印象でした。(途中でパンフちらっと読んだら書いてたね笑)まぁ確かに例年の少年たちとは全く違うし、突然脱獄するけど、一番はこれが最後(かもしれないって言ってるけどまぁ最後だろうね)のすのすとの少年たちであること、初演から50年が経ったということがあるからこういう演出を出したんだろうな、と思いました。現に、メンバーが発するセリフは殆ど本人達に当てられているセリフだったし、手紙に重点を置いていたり、50年後に再開したり、納得できる部分は要所要所あったし。自分は結構楽しかったです。ただ、ジェシーが見つけた手紙はどっちからなのか、ということだけ気になるかな。ジャニーさんからの手紙なのか、50年前に刑務所にいた少年たちからの手紙なのか。そこだけ気になります。あと、個人的に好きなシーンがあって、岩ジェの『rival』なんですけど、ひーちゃんの手良くないですか?「時間の狭間で」とか「罪に囚われながら」とか。ちょっと手話も混ざってる感じの動きで、あれを見ると少年たちだなぁって思います。あと、「引き戻れない」の顔がとんでもなくかっこいい。笑あと、こいつ何言ってんの?って思われそうなんですけど、人が悲壮感とか絶望感に塗れてる顔が結構好きで。一番人間らしいなって思う瞬間なんですけど、『嗚呼思春期』前のみんなの苦悩みたいなシーンでのだてさんがもう一番好きな顔してましたね。ああいう悩みに狂う感じすごい良いです。あべくんは髪が長かったので顔全部隠れちゃってて表情全然見えなかったんですけど、ああいう影でしかないい感じも結構好きかな。あべくんがああいう雰囲気を出す時は周りの空気を最低でも1段階は暗くしてくれるので。あとはふっかさんも結構良いですよね。あのシーンで一番表情が読みにくいのはふっかさんかなって思うんですよ。感情が顔に出ていないので、何を考えてるのかが難しいんですけど、でも、あの顔は儚さ爆発であれはあれで心ギュンって掴まれる笑そのあとに膝から落ちる感じがふっかさんも人間だったって思えるのも好きです。

 

ショータイム、今年やっぱり長いね?笑まぁその分コラボがあったっりマジックあったり、普通に楽しんでしまったけど笑すのーまんの新曲はずっと求めていたオラオラかっこいい系で、ⅥGuysとはまた違うかっこよさでした。衣装にミラーが散りばめられているので、照明が当たるとレーザーっぽくなるのがめちゃくちゃかっこいい。更にあべくんはチョーカーしてるからかっこいい以外の言葉が出ませんでした。(だから語彙力)すとーんずの新曲はTHEすと!みたいな感じの曲でしたね。すとーんずは髙地くんをいつも観てるんですけど、髙地くんにあの衣装着せようって言ったん誰ですかね?普通にかっこよくない?(さっきからかっこいしか言ってない)いい具合に体も締まってるから嫌味もないし最高ですね、あの衣装。すのーまんが『この星のHIKARI』を歌ったのも嬉しかったなぁあの前奏のタッチし合う振りが好きなんですけど、あべくんタッチしてる、、、って嬉しくなりました。『終わらないmemories』も初めて聞けたし。あの曲すごい掴まれますね。なんとも言えない気持ちになってしまった。←

 

とにかく、『最後』の少年たち感が凄かったから何とも言えない気持ちに総じてなってしまいました。来年の秋からどうやって生きよう笑

 

 

9/24 18:00 Endless SHOCK

秋がやってきたよー!

てことで感想書き殴ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりリカと友達になりたい!やっぱり可愛いんだよな、、、帝劇の時は神田沙也加さんみたいな女の子っぽさと、松浦雅さんみたいな男所帯で育った女の子っぽさを持ち合わせているって言ったと思うんですけど、それ以外にも何か引き込む魅力があるような気がして、でも何か分からなくて今すごいモヤモヤしています。笑なんなんだろうな。めちゃくちゃ守ってあげたいし、繋いだ手は絶対離さないって思うし、やっぱり守りたいし。人柄な気もしてきた、、、。あとやっぱりリカで言うと、1幕の「私はコウイチに着いて行くから。だって、今までもそうしてきたし、、、」っていう台詞ですよね。あそこは本当に切ない。多分リカはカンパニーはずっとこのまま仲間だし、一生離れることはないって思ってるから、みんながいろんな思いを口にし始めて、みんなとずっと一緒に居られないかもって思って、でも一人では生きて行けないから私を一人にしないでって思ったのかな、なんて。リカはコウイチが好きで、コウイチが全てで、コウイチ以外見てないから「俺抜きでやればいい!」ってコウイチがユウマに向かって言った時にコウイチが居なくなっちゃう!って思ったのかな、と。ここのリカは本当に辛い。けど、こんだけ観てるのにここの心情についてがっつり考えたことなかったかもしれない。笑

 

ユウマに関しては、今年のユウマはすごい腑に落ちました。去年のユウマは、怒らないで欲しいんですけど、どの言葉も残っていなくて、なんか入ってこなかったんですよね。どれも自分には刺さらなくて、ユウマって本当にコウイチのことライバルだと思ってんのかな?って思ってしまって。今年のユウマはちゃんとライバルでした。セリフがちゃんと入ってきたし、ちゃんとリカのことを想っていたし、コウイチのことを見ていたな、と思いました。ライバル役の一番良いところと言えば、2幕のHigher後の控え室でのシーンだと思うんですけど、「焦れば焦る程みんなは俺から離れていった!」の件がもうめちゃくちゃ良かった。(語彙力どこいった)ユウマが焦燥感に塗れてる感じが去年はなかったので、ユウマが絶望の淵に立たされているというか、追い込まれている感じが見られて言ってしまうと嬉しかったです。あと、気づいたのが、ユウマって感情がヤラやウチより出にくいというか、抑えているように見えるので、2幕のこのシーンはユウマの本質が見える気がします。本当はユウマだってずっと悩んで焦って立ち止まりたかったんだろうな、ってちゃんと思えたのでこれは本当に収穫だった。

 

今年のリカとユウマの関係性もちゃんと明確だったかな、と思います。毎年観に行くとやはり比べてしまうんですよね。良くないことは分かってるんですけど、自分の中で去年のSHOCK程腑に落ちなかった年はなくて。それはユウマだけじゃなくてリカもだったので、余計にモヤモヤしてしまって。去年はあっさりしたリカって言ったと思うんですけど、本当にあっさりしていて、自分が思い描いていたリカとは違ったので、一貫して不思議と表現しました。去年のユウマのセリフが入ってこないので、リカのセリフも入ってこなくて、でも、今年はリカがちゃんとコウイチを観ていて、ユウマがちゃんとリカを観ていたから違和感なく観ることができました。しかしリカが「私達は前を向かないといけないの」みたいなセリフを言うところは普通に泣きそうになるよね。辛い、、、

 

あとどうしても書きたいのは同じシーンばっかりなんだけども、コウイチがもういないって分かったマツザキかな。リカとユウマ以外にコウイチに触れるのがマツザキで、ユウマより先にコウイチに触れるんですよね。だから、ユウマに「なぁマツザキ嘘だろ!?」って言われる時にはマツザキは疑惑を確信に変わってる時なんですけど、観に行った日は、マツザキは仕切りに右手を観ていたんです。今までそんなに観てた?と思ってすごい凝視しちゃったんですけど、あのシーンは誰もが現実を信じられない中でマツザキは一人コウイチに触れた時の違和感と結びつけているので、一番信じられないんだと思うんですよね。でも、ユウマに「本当だよ」って言ったら現実を受け入れることになるし、目の前にコウイチはいるのにっていうギャップにあのシーンだけはマツザキはマツザキのために使った時間なのかな、って思いました。(これ前にも言った気がする)

 

今年の刀はタツミだったんですけど、タツミの考察もちょっと書いとこうかな。タツミは結構早い段階で渡した予備の刀が本物だって気づくんですよね。今年の帝劇はテラニシだったんですけど、テラニシはコウイチに「おい、、、テラニシ、、、」って言われて刀を見せられても何でコウイチって言われてるか分かんなくて、階段に刀が刺さって本物だったんだ!って気づくんですけど、タツミは、「おい、、、タツミ、、、」って言われて見せられた刀の光り方で渡した刀が本物だって気づきます。ここの比較はちょっと面白かったかな。テラニシは誰かにお前渡してこい!って言われて持ってきて、タツミは俺行ってくる!って自分で持ってきたって感じなのかな。個人的にタツミの焦り方好きなんですよね。タツミってカンパニーの中で一番真面目で繊細な気がするので、自分が本物だって気づかなかったせいで、、、!っていう思いがずっとあるから、帰ってきたって思ってたのにいないって言われて取り乱すんですよね。でもそのあとはフクダが隣に居てほしい。てかフクダなら何も言わずにタツミの隣にいるよね。

 

あと、マツザキがユウマに傘を渡すシーン。あそこって何であんな切ないんだろうね。でも、今年は一番表情というか気持ちが見えなかったかもしれない。ユウマが何を考えていて、マツザキがどういう思いで後を追いかけたのか。もしかしたらマツザキはユウマを追いかけてないかもしれなくないか?っていう説も浮上したくらい感情が読めなかったかな。ユウマに傘を受け取って貰えなかった時のマツザキがシンプル寂しそうなんですよね。でも、ユウマはコウイチのことしか考えてないからマツザキの優しさに気づいてないし、とにかくもう色々錯綜してない?(いや自分が錯綜させてるだけか)このシーンもキャストによって違うから面白いよね。

 

思ったより遅くなってしまった。

今年の梅芸公演はこんな感じかな。

とりあえず光一さんの喉の調子が良くなかったので少し心配です。

 

 

8/31 12:00 ブラック or ホワイトーあなたの上司、訴えます!ー

まじで今の精神状態で観る舞台じゃなかった←

以下ネタバレです。あと、めちゃくちゃ主観です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台は会社。大きいリフォーム会社の東東京支店の社員たちのお話です。この支店にいた若者緑岡、という男が本社へ久保田課長(羽場さん)のパワハラを告発したことがきっかけで、昔課長にお世話になったという統括課課長の一寸八尺(アツヒロさん)が身分を偽りパワハラの真相を掴もうと奮闘するという感じの話です。まず、舞台設定が個人的にこの話に入り込む原因でした。自分は法人のリフォーム課がある会社でパートとして日々生きていて、少しだけリフォーム関係(と言ってもピンポイントな分野だけなんですけど)を勉強したことがあって。(ちなみに普段は全然違うものを商品として販売しています。)その時点でえ、そんなピンポイントに似ているところ持ってこられる?とびっくりしました。そもそも粗筋を読まないので、この時点でもうすでに5分は経過しています笑そして更に物語に引き込んだのが内くん演じる中本という男の存在でした。中本は、アツヒロさん演じる一寸八尺の部下で、ゆとり第1世代を生きてきた超マジメな若者って感じなんですが、多分平成生まれは中本みたいな考え方の人結構いると思うんです。学生時代はやれと言われたことだけやってそれだけで良かったのに社会人になった途端それだけじゃダメで、でもやれって言われてないことって結構難しかったり分からなかったりするんですよね。気を効かせたつもりが実は墓穴掘ってて怒られる、みたいなことがあったりして、今回のこの舞台もそういうことがきっかけでパワハラだと感じて内部告発をした、という流れになっていました。パワハラの定義ってすごく難しくて、相手がされたと思ったらパワハラだし、周りがされていると感じてもパワハラだし。感じ方は時代の風潮や、環境によって変わってくるものだし、社会ってシンプルになってしまうけど、面倒くさいなぁって思ってしまいました。この舞台では、中本が、自分には課長が言っていることが理解できなくて、緑岡が送ってきた告発文書の方が理解ができるって言ってたんですけど、自分もそうだなって思ったし、自分にとって例えばAという事象に対してBという考えを導き出したとしても、必ず全員がBだと思うわけじゃない、ということを改めて気づかされたし、一寸八尺も久保田も中本の言うことに耳を傾けているように思えて羨ましく思いました。部下に耳を傾けてくれる上司っていることはいるけど、なんというか、根本的解決策の方向性が違うくて。まぁ生きてきた環境が違うから考え方が違うのは当たり前なんですけど、だからこそお互いがお互いを知って歩み寄らないと助け合えないし、パワハラなんて無くならないんだろうな、と舞台を観に行ったのに仕事している感覚に陥りました。笑(設定が設定だしね)なんだろうな、とりあえず上司みんな一寸八尺や久保田みたいな上司だったら良いのにってすごく思った。部下の責任を部下を傷つけずに取る、みたいな。怒られることも大事なのは分かるんですけど、怒られたら落ち込むし笑今回の舞台は境遇やキャラクターが自分が今置かれている状況にすごく似ていて考えることが多くて辛かったです。自分もゆとり真っ只中に産まれて、そこそこ当たり障りのない学生時代を過ごしてちょっと挫折して今に至る訳なんですけど、上司がなんとなくで言った言葉で傷ついて、否定された気分になってたけど、それだけじゃなくて、相手の考え方と自分の考え方が根本的に違ったんだな、と思いました。ここ最近それで落ち込んだし、まだ根に持ってることもあるけど(かれこれ2週間くらい引きずってる。迷惑だからそろそろやめような)とりあえず上司の話をちゃんと聞いて理解することから始めよう、そう思えた舞台でした。

 

 

それにしてもピンポイント過ぎたなぁ笑

 

 

8/3 14:00 SHOW BOY

普通に面白かったんだが?

ざっくりしすぎの久しぶりの一言目大文字感想。←

ちょっと悩んだんですが、チケットぴあを覗いたら3階席なら余ってるとのことで買っちゃえ!と思って行きました←まぁじで面白かったのでいつもの如くよく分からない書き方で感想書いていきますよろしくお願いします笑今日で終わったからネタバレ書きまくるぞー!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何と言っても話の展開がもう本当に面白かった!話は大きく分けて5話。全てのお話の設定は、巨大な豪華客船。その中にあるキャバレー『キットカットクラブ』の最後のショーの1時間前

1話は[キャバレー]というタイトルで福田さん演じる裏方さんと、MADEの秋山くん演じる主演ダンサーさんがメインのお話。この話は結構リアルでもありえそうだなぁって思いながら観てました。福田さんのお姉さんで支配人を務める神田沙也加さんにディーバという恐らくメインどころの女優さんが生牡蠣に当たってショーに出れなくなってしまい、代役を探してくれと頼まれます。そこに、秋山くんが乃木坂のひなちまちゃん演じるエンジェルを推薦し、福田さん(と秋山くん)はエンジェルを探しに行く、というお話です。秋山くんは福田さんの後輩で、先輩に対して敬語は使うし、その先輩に憧れてこの世界入ったんすよって言うけどちょっと何というか生意気で。秋山くんのキャラクターがかなり今っぽいなと思いました。特に「はい」の言い方がめちゃくちゃハマっててうわぁこんな子おるー!ってなってしまいます笑福田さんの役もまた良いんですよねぇ〜ダンサーだったけど、家の事情でキャバレーを経営しないといけなくなって、裏方に回ったという訳あり裏方さんで、秋山くんに「先輩に憧れてこの世界に入ったのに先輩のそんな姿みたくないんすよ!」的なこと言われた時の福田さんの顔がもう、、、!未練がましい!めちゃくちゃ良かった、、、(余韻に浸らないで〜)

2話は[ペーパームーン]というタイトルで越岡さん演じるギャンブラーと(自分が観に行った公演は)笠井日向ちゃん演じるマジシャンの娘さんがメインのお話。日向ちゃんが演じた娘さんの役はWキャストになっていて、もう一人はあの関ジャニ∞錦戸さんのいつぞやの主演ドラマ『犬を飼うということ』で錦戸さんの娘役を演じた久家心ちゃんだったそう。このシーンはまずギャンブラーの役を越岡さんにしようって言ったの誰ですか?金一封を送りたいレベルです。越岡さんって上品な方なのでギャンブラーっぽくなさそうなんですけど、貴族が成り下がった感があって結構リアルで。(言い方悪いな)コッシーがスロットやってる、、、!ってそれだけで最高でした笑このシーンでは、カジノに一人で入ってきた日向ちゃんが、カジノに入るために越岡さんを自分の「おじ」だと嘘を吐いて入ってきたところから始まります。越岡さんは勝手におじいさんの山を売ってしまったことがきっかけで勘当されて家から出てきたという設定のようで、ギャンブルで負け続け、100万円を使いきったという結構ギャンブルに向いていないギャンブラーです。そんな越岡さんに日向ちゃんが「人生は変えられるの?変えられないの?」とまっすぐに聴くシーンはものすごくグッときました。きっとどん底に堕ちている越岡さんには酷な質問だよな、と。「そんなもん見りゃ分かんだろ。」と言った越岡さんが冷徹で好きです。(でた私情〜)そこから色々あって(端折る)日向ちゃんと仲良くなるんですけど、あれ越岡担生きてます???ピアノのシーンやばくない?日向ちゃんに頭ポンポンする越岡さんがリア恋すぎてふつうに時止まったよね←あーコッシーみたいなお兄ちゃん欲しいなぁ(だから自重して)

3話は[お熱いのがお好き]というタイトルで松崎くん演じるマフィアがメインのお話。中国マフィアの設定なので松崎くんが歌以外で喋る日本語は全編通して「ヤルシカナイネ」と「ワタシニホンゴチョットシカワカラナイ」(この台詞は2回くらい言ってたかな)でした。笑ちゃんと通訳さんもいて、その上字幕が出るっていう笑普通に面白かったよね笑このシーンは松崎くんが取引をする、みたいなシーンで、潜入している警察官(なのか?)と銃の取引をしているところから始まります。日本語も上手じゃない松崎くんが中国語を喋っていることに感動したし、まず子供がいる設定だなんて知らなかったから「パパでちゅよ〜」(もちろん中国語ね)って言ってて軽率に墓建てました。(だから語彙力どこ)取引が成立しないってなって、片手に手錠を掛けて通訳さんの片手にも手錠を掛けたのは頭良いマフィアなんだなって思ったんですが、マジシャンの控え室に潜りこんだ時に変装した時はおかしくてめちゃくちゃ笑ってしまいました。笑結局、松崎くんはディーバの代役としてショーに出ることになります。

4話は[スティング]という話で辰巳くん演じる見習いマジシャンと辰巳さん演じるマジシャンの話。2人して「辰巳」さんなので、ふぉ〜ゆ〜の辰巳さんは辰巳くんと表記します。このシーンは、辰巳くんは辰巳さんに10年勤める見習いマジシャンで、この日は辰巳くんのマジシャンとしてのチェックの日。このチェックに落ちたらクビになるという日なのに辰巳くんは次々と失敗してしまってクビを宣告されてしまいます。しかし、辰巳さんの伝え方が曖昧すぎて辰巳くんは気づかないっていう笑「今までありがとう。」って言われているのに普通に「ありがとうございました!」って答えちゃうし、外まで見送ってもらったのにまた中に入ってきちゃうし笑天然というより能天気って言葉が似合うような男の子だな、と思いました。そしてはっきりクビと言われた辰巳くんはバーでエンジェルに出会います。まぁここの端折りますが(端折るんかーい)エンジェルと良い感じになったところで最後ショーが始まるアナウンスが入ります。個人的にマジシャン見習い辰巳くんがセクマイで裏方福田さんのことを好きなのがもう可愛くて堪りませんでした。笑

最後は1話から4話の話が全て繋がってショーが始まるという流れで。全てがショーが始まる1時間前の話という設定でした。だからちょいちょいリンクするシーンが1話から4話の間にあって、最後に全部解決するというなんとも痛快ストーリーなんですよね。うわぁ!繋がった!ってなる時のワクワク感が本当楽しくて。越岡さんが日向ちゃんから預かった大金が入った鞄は松崎くんが取引する際に受け取るはずだった鞄で、日向ちゃんは辰巳さんと親子で辰巳くんに非常に懐いていて、辰巳くんが福田さんに好意を寄せているのは、お姉さんである管理人神田さんにバレちゃってて、とまぁ言い出したらキリがないくらい気持ちいいくらいに伏線が回収されていって、すごくスッキリするお話でした。最後はみんな一丸となって、ショーを終えることになるし、これ本当に最後のショーなの?という感じの完成度で普通にずっとやってて欲しいな、と思ってしまう程でした。

 

めちゃくちゃ書いてしまっていた汗ほぼ粗筋な上にうっすい感想しか書いてませんが、要約すると、伊坂幸太郎さんの小説みたいな舞台だった!ということです。シーンシーンが全て最後に向かっていっていて、不思議なところが一つずつきちんと明瞭になるというあの快感。今まで味わったことのない感覚でした。それとあと一つ。

 

神田沙也加さんがShow must go onって言うからEndless SHOCK観たくなってもうたやんかー!(また出てくれますように!)

 

 

7/26 13:00 イン・ザ・プール

久しぶりの現場でシンプルにワクワクした笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに自分の脳内を体現?する舞台だ!って思いました。なんと言いますか、文字を脳内で映像に変換して文章を理解する人間なので、映像にできなければ基本的には理解することが結構難しいと言いますか、時間が掛かる人間で。友人全員にこの舞台観て欲しいって思った。笑タイトル通り奥田英朗さんの『イン・ザ・プール』が原作の舞台なんですが、話の流れ方が舞台では見たことのない感じでした。小説をそのまま読んでいるような感覚で、めちゃくちゃ楽しかったです。登場人物はストレスで精神科を受診する和雄とその妻の尚美、和雄が受診する精神科の医師伊良部と伊良部のところで看護師をしているマユミちゃんという看護師。あとは和雄の部下のサトウ(だったと思う)という男の5人なのですが、人として登場するのは和雄、尚美、伊良部でさらに言うと伊良部演じる渡辺徹さんは尚美も演じているので実際は2人です。伊良部に関しては見た目がもう伊良部でとりあえず登場した瞬間笑ってしまう笑出落ちじゃないよね?って一瞬思いますが、そこは大丈夫です。尚美も尚美でずっと面白い笑そこそこ年齢を重ねた女性ってこんな感じよねって思ったし、近所で井戸端会議してるおばちゃんみたいな感じで馴染みがすごいあって個人的にはめっちゃ好きです笑話はナレーションに2人が動いていく、みたいな感じでセリフもあるのですが、基本的に天の声的なナレーションはべースにある感じでした。和雄演じる内くんは、内くんとしてはもう随分久しぶりなコメディじゃないかな、と。時々徹さんのアドリブに一瞬困ったり、笑いを一生懸命堪えたりと可愛さ満載でした。とりあえず関西弁喋らせてくれてありがとう。まじ感謝。(真顔)あと、せんせぇぇぇぇぇぇい泣泣泣って泣きつくシーンが一瞬SHOCKのウチじゃね?ってなってしまった。SHOCK観たい。けどあのシーンめっちゃ面白かった。抱きついてその後ナレーションで伊良部に抱きつく自分を想像した。って流れるんですけどいやもう抱きついてるやん?っていう。コントなのか?みたいな。あと、個人的にマユミちゃんがすごく気になってしまいました。情報が結構少ないんですが、骸骨だし、勤務中に週刊誌読んでるし(女性自身当たりのリアルな感じのを読んでるとみてる)注射担当だし。そんな看護師いないからかなり面白くなって勝手にバックボーン考えてしまいました。笑

 

 

昔、小説は読んだ記憶はあるのですが、10年程前の話なのでもうほとんど覚えてなくて、でも、そんな状態でも全然楽しめるし、何よりコメディ過ぎてずっとクスクスしてしまうそんな舞台でした。とりあえず一回行って!と言いたいところですが、明日で終わってしまうので再演を願っています。その時はマユミちゃん出て着て欲しいな笑