心筋症

一生夢を見ていたい。

8/3 14:00 SHOW BOY

普通に面白かったんだが?

ざっくりしすぎの久しぶりの一言目大文字感想。←

ちょっと悩んだんですが、チケットぴあを覗いたら3階席なら余ってるとのことで買っちゃえ!と思って行きました←まぁじで面白かったのでいつもの如くよく分からない書き方で感想書いていきますよろしくお願いします笑今日で終わったからネタバレ書きまくるぞー!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何と言っても話の展開がもう本当に面白かった!話は大きく分けて5話。全てのお話の設定は、巨大な豪華客船。その中にあるキャバレー『キットカットクラブ』の最後のショーの1時間前

1話は[キャバレー]というタイトルで福田さん演じる裏方さんと、MADEの秋山くん演じる主演ダンサーさんがメインのお話。この話は結構リアルでもありえそうだなぁって思いながら観てました。福田さんのお姉さんで支配人を務める神田沙也加さんにディーバという恐らくメインどころの女優さんが生牡蠣に当たってショーに出れなくなってしまい、代役を探してくれと頼まれます。そこに、秋山くんが乃木坂のひなちまちゃん演じるエンジェルを推薦し、福田さん(と秋山くん)はエンジェルを探しに行く、というお話です。秋山くんは福田さんの後輩で、先輩に対して敬語は使うし、その先輩に憧れてこの世界入ったんすよって言うけどちょっと何というか生意気で。秋山くんのキャラクターがかなり今っぽいなと思いました。特に「はい」の言い方がめちゃくちゃハマっててうわぁこんな子おるー!ってなってしまいます笑福田さんの役もまた良いんですよねぇ〜ダンサーだったけど、家の事情でキャバレーを経営しないといけなくなって、裏方に回ったという訳あり裏方さんで、秋山くんに「先輩に憧れてこの世界に入ったのに先輩のそんな姿みたくないんすよ!」的なこと言われた時の福田さんの顔がもう、、、!未練がましい!めちゃくちゃ良かった、、、(余韻に浸らないで〜)

2話は[ペーパームーン]というタイトルで越岡さん演じるギャンブラーと(自分が観に行った公演は)笠井日向ちゃん演じるマジシャンの娘さんがメインのお話。日向ちゃんが演じた娘さんの役はWキャストになっていて、もう一人はあの関ジャニ∞錦戸さんのいつぞやの主演ドラマ『犬を飼うということ』で錦戸さんの娘役を演じた久家心ちゃんだったそう。このシーンはまずギャンブラーの役を越岡さんにしようって言ったの誰ですか?金一封を送りたいレベルです。越岡さんって上品な方なのでギャンブラーっぽくなさそうなんですけど、貴族が成り下がった感があって結構リアルで。(言い方悪いな)コッシーがスロットやってる、、、!ってそれだけで最高でした笑このシーンでは、カジノに一人で入ってきた日向ちゃんが、カジノに入るために越岡さんを自分の「おじ」だと嘘を吐いて入ってきたところから始まります。越岡さんは勝手におじいさんの山を売ってしまったことがきっかけで勘当されて家から出てきたという設定のようで、ギャンブルで負け続け、100万円を使いきったという結構ギャンブルに向いていないギャンブラーです。そんな越岡さんに日向ちゃんが「人生は変えられるの?変えられないの?」とまっすぐに聴くシーンはものすごくグッときました。きっとどん底に堕ちている越岡さんには酷な質問だよな、と。「そんなもん見りゃ分かんだろ。」と言った越岡さんが冷徹で好きです。(でた私情〜)そこから色々あって(端折る)日向ちゃんと仲良くなるんですけど、あれ越岡担生きてます???ピアノのシーンやばくない?日向ちゃんに頭ポンポンする越岡さんがリア恋すぎてふつうに時止まったよね←あーコッシーみたいなお兄ちゃん欲しいなぁ(だから自重して)

3話は[お熱いのがお好き]というタイトルで松崎くん演じるマフィアがメインのお話。中国マフィアの設定なので松崎くんが歌以外で喋る日本語は全編通して「ヤルシカナイネ」と「ワタシニホンゴチョットシカワカラナイ」(この台詞は2回くらい言ってたかな)でした。笑ちゃんと通訳さんもいて、その上字幕が出るっていう笑普通に面白かったよね笑このシーンは松崎くんが取引をする、みたいなシーンで、潜入している警察官(なのか?)と銃の取引をしているところから始まります。日本語も上手じゃない松崎くんが中国語を喋っていることに感動したし、まず子供がいる設定だなんて知らなかったから「パパでちゅよ〜」(もちろん中国語ね)って言ってて軽率に墓建てました。(だから語彙力どこ)取引が成立しないってなって、片手に手錠を掛けて通訳さんの片手にも手錠を掛けたのは頭良いマフィアなんだなって思ったんですが、マジシャンの控え室に潜りこんだ時に変装した時はおかしくてめちゃくちゃ笑ってしまいました。笑結局、松崎くんはディーバの代役としてショーに出ることになります。

4話は[スティング]という話で辰巳くん演じる見習いマジシャンと辰巳さん演じるマジシャンの話。2人して「辰巳」さんなので、ふぉ〜ゆ〜の辰巳さんは辰巳くんと表記します。このシーンは、辰巳くんは辰巳さんに10年勤める見習いマジシャンで、この日は辰巳くんのマジシャンとしてのチェックの日。このチェックに落ちたらクビになるという日なのに辰巳くんは次々と失敗してしまってクビを宣告されてしまいます。しかし、辰巳さんの伝え方が曖昧すぎて辰巳くんは気づかないっていう笑「今までありがとう。」って言われているのに普通に「ありがとうございました!」って答えちゃうし、外まで見送ってもらったのにまた中に入ってきちゃうし笑天然というより能天気って言葉が似合うような男の子だな、と思いました。そしてはっきりクビと言われた辰巳くんはバーでエンジェルに出会います。まぁここの端折りますが(端折るんかーい)エンジェルと良い感じになったところで最後ショーが始まるアナウンスが入ります。個人的にマジシャン見習い辰巳くんがセクマイで裏方福田さんのことを好きなのがもう可愛くて堪りませんでした。笑

最後は1話から4話の話が全て繋がってショーが始まるという流れで。全てがショーが始まる1時間前の話という設定でした。だからちょいちょいリンクするシーンが1話から4話の間にあって、最後に全部解決するというなんとも痛快ストーリーなんですよね。うわぁ!繋がった!ってなる時のワクワク感が本当楽しくて。越岡さんが日向ちゃんから預かった大金が入った鞄は松崎くんが取引する際に受け取るはずだった鞄で、日向ちゃんは辰巳さんと親子で辰巳くんに非常に懐いていて、辰巳くんが福田さんに好意を寄せているのは、お姉さんである管理人神田さんにバレちゃってて、とまぁ言い出したらキリがないくらい気持ちいいくらいに伏線が回収されていって、すごくスッキリするお話でした。最後はみんな一丸となって、ショーを終えることになるし、これ本当に最後のショーなの?という感じの完成度で普通にずっとやってて欲しいな、と思ってしまう程でした。

 

めちゃくちゃ書いてしまっていた汗ほぼ粗筋な上にうっすい感想しか書いてませんが、要約すると、伊坂幸太郎さんの小説みたいな舞台だった!ということです。シーンシーンが全て最後に向かっていっていて、不思議なところが一つずつきちんと明瞭になるというあの快感。今まで味わったことのない感覚でした。それとあと一つ。

 

神田沙也加さんがShow must go onって言うからEndless SHOCK観たくなってもうたやんかー!(また出てくれますように!)