心筋症

一生夢を見ていたい。

2/28 13:00 Endless SHOCK

今年も無事Endless SHOCKの季節がやってきました。

ちょっとまだ悩んでますし、パンフレットを読んでいませんが、そのまま書いていこうと思います。

 

 

 

ヤラ、ウチ、ユウマ

今年帝劇は、ライバル役が屋良さんから優馬くんに変わり、自分がSHOCKを観始めて初めてのライバルキャスト変更でした。果たしてユウマはヤラ寄りでくるのか、ウチ寄りでくるのか。でも実際はどっちでもなくて。以前から言っていますが、ヤラはコウイチの隣に並んでいるイメージ、ウチはコウイチが必ず前にいて常に追いかけているイメージだと思っていて。しかし、ユウマはコウイチが前にいることをよく思っていないイメージかな、と。なんというかユウマにはヤラから感じた対等感も、ウチから感じた兄を想うような感じも感じられなくて。友人にも言ったのですが、サッカー教室に通うサッカーが上手い1番と2番みたいな。コウイチが自分より前にいることでコウイチを邪魔と言ったら語弊が出る気がしますが、コウイチに追いつきたいとか追い越したいとかではなく、自分がトップに立つ上で行く手を阻む存在という認識をしました。ユウマが一番今の時代の人っぽいというか。コウイチのことを言うとか、その言い方とか。話し方がなんというか今っぽい。すごく不思議な気分になりました。

 

 

リカについて

リカについて少し。今年はリカもなんだかちょっと不思議で。今年のリカは瀧本美織さんがされていますが、去年のように男勝りなわけでも今までのように女の子感が強い印象もなく。なんだろうか、今までで一番あっさりしたリカな気がします。でも、2幕最後の夜の海のダンスは今までで一番女性っぽさがないといいますか。夜の海のリカは品やかさを表現することで、コウイチがもういなくなるという儚さが出ると思っていたのですが、滝本さんのリカはキレがあって、ユウマと合っていたように思えて。いなくなるという儚さよりコウイチがいなくなってもみんなで一つになって進んでいくという前向きさの表れなのかなぁ?とか。ここに関してはちょっと分からないことが多くて難しいですが、確実に言えることは今までのリカとは違うなと言うことです。

 

 

コシオカの立場

今年はコシオカが去年のハマナカポジションと聞いていたのですが、コシオカはなんというかコウイチチームとライバルチームの仲介のような認識をしました。間に立つことで分断を防いでいるというか。まずユウマの中でコシオカは兄の位置付けなような気がして。カンパニーの中では一番身を委ねられる、みたいな。2幕始めの雨の中立ち尽くすユウマに傘を渡そうとするコシオカ。ユウマは素通りしていこうとするが腕を掴まれ、傘を手に握らせられるシーン。目で会話をするような感じとコシオカの強引さには勝てない感じ。あのあとコシオカはどうやって帰ったのか気になりますが、常にコシオカはユウマを気にかけていて、何かあればでていく、今までにない立ち位置だな、と思いました。ユウマにとってコウイチは疎ましい存在で、コシオカは気を許している存在という印象でした。

 

 

オーナー

今年はオーナーも変わり、久野明子さんがされていますが、今年のオーナーはきっちりした人だと思いました。話し方と立ち振る舞いがはっきりしている。そして母というより先生感が強かったと思いました。今まで観たオーナーの中で一番距離が遠くて、一番演者とオーナーという区分分けがされていた気がします。なんというか、多分オーナーの喋り方なのかなぁとは思うのですが、結構あっさりした喋り方かな、と。美波里さんのオーナーを見すぎて慣れているというのもありますが、含みを持たせる言い方をされない方なのかなぁと思ったので、そこのワクワク感がもう少し欲しかったなぁと思ってしまいました。

 

 

ユウマの怒りに関する感情

今年一番思ったのは、ユウマのコウイチに関する怒りの感情。一番分かりやすかったところが、1幕ジャパネスク前のDon’t Look Backのところ。今までの怒りの蓄積が完全に爆発し、収まりきれていないのが観ていて分かるし、その感情を引きずったままの「Show must go onかよ、、、」はヤラよりもウチよりもこいつ何かやるな?と思えたかなと思いました。

 

 

ユウマとテラニ

今年のSHOCK直前で見かけた情報がユウマとテラニシは友人関係だ、ということでした。少し意識して観てはいたのですが、Yes,My Dreamとかちょっと楽しい場面ではよく一緒にいてふざけあってるような印象で。いつもの雰囲気というか、ライバル心とかもなく、普通に俺ら仲良いもんなぁ?みたいな。ここの関係もちょっと今っぽいかな、と。しかし、2幕のコウイチがもういないと知った時のシーンで、ユウマは仲間に詰め寄るのですが、ライバルチームで唯一テラニシにだけは詰め寄らないんです。ユウマから一番遠い位置にいる。オーナーのところにはわざわざ行くのにその隣のテラニシにはいかない。テラニシにはそういう部分を見せたくないのか、ただ単にそこまでの仲ではないのか。ここは1回では解明できないので、パンフレットや他の方の意見を見て解消したい次第です。あと、全然関係ないんですけど、オーナーに支えられながらなんとか言えよって言ったユウマの言い方がものすごく好きだな、と思いました。

 

 

 

2幕の時間経過

2幕が途中までん?ほんとに1年経ってる?って思えてきて。コウイチが劇場に戻ってきて、フクダとマツザキとユウマを励ましにいこうぜ!と始まったHiger。今まで観たなかで一番余裕のないHigerだなと思ったし、あんな必死なHiger観たことないかもとも思ったし。そのあとのコウイチがユウマは俺が帰ってくるまで守ってくれていたんだよなみたいなことを言うところで被せるように言うユウマと、コウイチがもういないとみんなに言うリカの幼さが、1幕のユウマとリカと変わらないんじゃないか、、、?と思えてきて。2人はあの時のことをまだ受け入れられていないのかな、と。ユウマは自分が本物に変えたという事実があって、コウイチのことを疎ましく思っていたけれど、いざコウイチが自分の前から消えて何もできないことを痛感して何故あんなことをしたのか、と思っているのかどうなのか。でもユウマの性格的に一番後悔するんじゃないかと思っていて。なんというか立ち止まっている感覚でした。リカは自分の好きな人がもういないと分かってる上でみんなに話しているし、コウイチが目を覚まさなかった1年もコウイチのことを想い続けているだろうし。リカは前に進めていない感じがしました。全員がコウイチがもういないと理解して受け入れてから時は進んだな、といった印象でした。前半全部ですね、これ。笑

 

 

コウイチに関して

恐らく初めてだと思うんですけど、コウイチに関して書くのは。出来るだけコウイチに関しては、特別な想いを抱かないために書かないようにしていたのですが、今年は気になったので少し。今年はユウマとリカの年齢が近かった分、コウイチが若く見えたというか。あのいつもがどうとかではなく、喋り方がいつもと違ったように思えて。ゆったりした感じより少し早いというか。うまく言えないのがまたこの語彙力のなさを露呈してしまっているのですが、今までは思わなかったコウイチがそこにいて不思議な気分でした。

 

 

今年のSHOCK総評

総評なんて偉そうなこと言えるような奴じゃないですけど。今年のSHOCK全体を通して思ったことは、不思議だったということ。ずっと不思議と言うくらい不思議で。リカとユウマのあっさりさなのか、コウイチとオーナーの喋り方なのか。時代背景が途中から分からなくなっていく感覚というか。とにかく不思議だな、と。1公演では消化しきれない疑問が残ってしまったので、とりあえずもう一回行きたいなという思いです。笑

 

 

以上が今年のSHOCKで思ったことです。(2018/3/1加筆修正)

誤字脱字がまぁ酷くてびっくりしました。

まだ思い出すことはあると思うので、思い出したらTwitterにこっそり書こうと思います。

 

本日でSHOCKも折り返し。残り1ヶ月もぜひ頑張っていただきたいです。