5/18 14:00 23階の笑い
因みに初演は観ていません。
今回、大阪にもこの23階の笑いが上演されるとのことだったので、行ってまいりました。
話の舞台はアメリカ。
7人の作家と1人の秘書と1人のコメディアンの人気番組が終わるまでの話、といったところでしょうか。
出演はふぉ〜ゆ〜の4人、シソンヌの2人、なだぎ武さん、あと女優の入山法子さんと立花瑠菜さんという若手女優さんです。
あらすじを読んだところによると、この話の原作はニール・サイモンなのですが、あの、ニール・サイモンが若手の頃に放送作家として参加していた番組の裏側を書いた話だそうで。
とにかく面白い。
1/3が芸人という状況で面白くないはずがない。
元々なだぎさんのお笑いセンスは個人的に好きで。
シソンヌさんというお笑いコンビは今回初めましてだったのですが、役柄なのかシュールな感じで。
全体的に会話のラリーは淡々と進むのですが、その中にポッと入るツッコミがじわじわ笑いを誘ってくる感じで。
あと、なだぎさんがほっんとに自由で笑
暴走に暴走を重ねてると言いますか。笑
おけつ探偵以外呟くな!と言われたので、辞めておきますが(詳しくはどなたかが呟いてますので良ければ笑)ほんとに吹くくらい面白かったです。
シソンヌさん、ちょっと気になったので今度ネタ観てみようと思います。
そして女優陣ですが、まず立花さん。
立花さんのプロフィールを観たのですがなんと1996年!
最近20歳になったばっかりやん!っていう。
そんな感じには全くみえなくて。
3年間ベルギーに留学していた帰国子女だそうで、英語の発音がすごく綺麗でした。
2015年から芸能活動をされているということで、演技経験はそんなにないようですが、堂々としていて素敵でしたね。
入山さんは、去年の舞台、「市馬三郎〜温泉宿の恋〜」という舞台に出演されていた方で。
残念ながら、自分はその舞台を観ることはできなかったので、今回すごく楽しみで。
男勝りな女性作家という役所だったのですが、立ち振る舞いからガサツさが出ていて。
要所要所で涙ぐむシーンもあったのですが、本当に涙が流れていて。
誰かしらがふざけていて(演出かアドリブかは定かではありません)とてもじゃないけど泣ける状況じゃないでしょ、、、っていう場面だったのですが、本当に泣いていて女優さんってすごいな、と。
入山さんはドラマとかでよく拝見させていただきますが、今回は今までに観たことのない役だったので、結構心を奪われましたね。
最後にふぉ〜ゆ〜の4人ですが。
今回の話はニール・サイモンがモデルのルーカスを辰巳さんが演じているため、基本的に辰巳さんが中心といいますか、辰巳さんがいろいろな説明をしてくれます。
一番新人の役でちょっと不憫なルーカス。
周りに振り回される辰巳さんがものすごく可愛らしかったです。
越岡さんは女好きでルーカスの良き友で良き先輩という役。
しかし、はじめルーカスをアニーと呼んでいるので良き友であるかは不明です。
とにかく下品でちょっと最低な奴なんですが、奥さんに逃げられてしまう、ちょっと気の毒な奴でもあります。
なだぎさんにアンパンマンのうちわを持たされてここにお前(しょくぱんまん)がいるぞ!みたいなことを言われていて笑
もう笑うしかありませんでした。笑
あと、ベレー帽をかぶっていたのですが、ポケットにまだベレー帽を2個入れていて笑
途中で綺麗に畳み始めるのですが、そのタイミングで!?ってところで畳み始めるので笑いをこらえるのに必死でした。
福田さんがこのチームの最年長でチーフ作家。
ロシアから渡米してきたため、英語訛りが強い、という役です。
話は日本語で進むのでどんな感じなのかなと思ったらまさかの東北弁笑
しかもその方言がなんか似合ってて本当にじわじわきちゃうんですよね笑
小ボケが要所要所に散りばめられているし、なだぎさんに無茶振りされて焦る中、なだぎさんに俺の言ったことをそのまま言えって言われて、言うもその意味が分からないという笑(ちなみに「ヤナギブソン」でした笑)
なんで笑ってるんだろ?ってなってる福田さんが面白かったです。
そして最後の松崎さんはアメリカのコメディアン。
毎晩帰る時に精神安定剤2粒をスコッチで流して泡を吹くというちょっとよく分からない人です笑
この役松崎さんにめちゃくちゃはまっていて!
ぶっ飛び方も振り切り具合も堪らん面白い!
面白い言葉を言ってるとかじゃないんですけど、なんか笑えてくる、みたいな。
しかし松崎さんの役の振り幅はすごいな、と毎回びっくりさせられます。
とまぁざっくりとした感想ですが。
本当に面白いので、明日もあります。
お時間のある方は是非、当日券もありますので、行ってみるのもありですよ。笑