心筋症

一生夢を見ていたい。

9/10 18:00 Endless SHOCK

なんかもう、、、すごいしか言えない、、、

 

SHOCK大阪公演は毎年9/10と決めてその日以外は行かないスタイルを取っていて。

と、まぁそれは置いといて、今回の大阪公演観劇の前日、このようなツイートをさせていただきました。

 

 

文字数が足りなさすぎたので少しだけになるんですが。

これは今年の帝劇公演を観劇して自分は観て欲しいと思ったところです。

そして大阪、福岡公演はライバル役が屋良さんから内さん、コウイチチームが福田さんと松崎さんから辰巳さんと越岡さんに変更しましたので、そこの変更で特にこれやばい!と思ったところも含めて今回の感想を書いていこうと思います。

ネタバレ含みますので、大丈夫な方のみどうぞ。

 

 

カイトの成長

カイトは今回の地方公演で3年目になります。当時高校生だった彼も20歳を目前です。今回はそんなカイトの成長に注目して欲しいと思い、1つに挙げました。カイトとウチの関係って本当に兄弟って感じなんです。それがヤラ以上に感じられる、そんな関係性で。ウチが本当にカイトを可愛がっているのが要所要所で感じられるんです。今回もYes, My Dreamでも頭をワシャワシャーってやってて、カイトはすごくうれしそうにしていたし、基本的にウチにちょこちょこ付いて行ってる感じなんです。でも、Broadwayの街でコウイチと言い合いをしたウチが先に帰ってしまう所はみんなが行ってしまうから行こうとして、コウイチに気づいて立ち止まる。コウイチにカイト、ウチのところに行ってやれ。って言われて、う、、、、うん、、、ってなって行こうとするけどもう一回コウイチを見つめて行ってしまう。ここ。兄のように慕っているウチのことを思うけれど、同じく兄のように慕うコウイチも気になる、、、といった感じなのか。はたまたコウイチを慰めてくれる人はいるのかと思ったのか。あの立ち止まり方がすごく気になる!みなさんはどう思いますか?(聴くな

 

ハマナカの存在/ウチとハマナカの関係性

今年の帝劇公演から追加されたハマナカ。 帝劇の感想にも同じタイトルで書いていたことに今気づきました笑ずっと言ってるわこれ笑ウチとハマナカは元々関西Jr.出身でハマナカは今も関西Jr.として活動をしています。入所もお互い1999年でウチは5月、ハマナカは7月と言ってしまえばほぼ同期です。ウチがデビューするまでは同じ舞台にも出演したりと同じ時を過ごしていたため、今回のこの地方公演でこの2人の関係性ってどうなるんだろうってヤラとハマナカを観た時に思ったんです。ヤラとハマナカはハマナカがヤラより大人でいる気がして。あと少し距離も感じたんですよね。ウチとヤラはそれがなかった、近さを感じました。ハマナカはずっとウチを気にし続けていたし、ウチも何かあるとハマナカを少し一瞥する。目だけで会話するというか。2人にしか分からない何かを感じました。そして一番あ、と思ったのが2幕の真実を知るシーン。詳しくは後術しますが、ウチがブンイチ、、、!って言ったんですよね。ヤラはなぁハマナカァ!だったんです。そこからもウチとハマナカの関係性を感じ取れるんじゃないかな、と思いました。

 

リカの性格

リカの性格ってちょっとおかしいよなぁと思うんですけど、リカの性格なんですよね、、、。笑今迄のリカは去年のリカを除き、女性らしさの強い女優さんがやられていて。ウチやコウイチと歳が近かったんです。だからONE DAYは大人っぽさが出てたし、劇場のオーナーの娘感が出てたんですけど、去年のリカ役だった小南さんと今年のリカ役の松浦さんはゲンタやカイトと歳が近くて。去年は少女感が強いな、と感じたのですが、今年は少女感よりも男の子ばかりの中で育った女の子感が強くて。みなさんも経験あると思うんですけど、男の子のグループにいる紅一点の女の子ってちょっと男勝りというか、可愛らしいよりやんちゃな感じだったと思うんです。まさにそんなリカだと思うんです。Yes, My Dreamでウチがリカを抱きしめたんですけどね。なになに?なにしてんの?笑みたいな感じで。笑普段そんなことしないのに突然どうしたの?みたいな、さらっと流す感じが堪らなくかっこよかったです。そして、リカの成長が一番感じられるシーンが2幕の夜の海。本当に綺麗!このコウイチ最後の舞台のシーンは本当に綺麗で堂々としていて。コウイチの背中を見つめられる喜びと幸せ、儚さみたいなものを感じるというか。コウイチの後ろで踊れるのはあと何回なのかなって思ってるのかなって。夜の海のリカは本当に必見です。

 

コウイチとウチの関係

ずーっと言い続けていたこの注目点なのですが、今回ついに解明しました。ありがとうございます。詳細はパンフレットのウチとオーナーの対談を読んでいただければと思いますが、今回は特にウチはコウイチのことを兄のように思っているし、追い越したくても追い越せないと思っていて。それが1幕のShow must go on.かよ、、、だし、1幕のコウイチの凄さは俺が一番分かってるよ、、、!だと思います。1幕のジャパネスクの刀を抜いた瞬間の勝ち誇った顔。やっとコウイチに勝てると思ったのに。勝てないと分かったウチの表情、なんとも言えないですよね。ヤラとウチの違いに関しても対談で少し触れられてますので、ほんと一回みんな読んで!(宣伝

 

ラニシの殺陣

これは前回の帝劇公演の時に自分が期待していたからという理由で入れました。すみません←ということテラニシについて少し残しておこうと思います。個人的に好きだと思ったのはSOLITARYの移動。綺麗でスムーズだったんです。普通にうわ、綺麗、、、って言ってしまいました。笑やはり帝劇と同様ゲンタとカイトの面倒を見つつ、ハマナカと絡みつつっていう中間ポジションな感じだなって思いました。2幕のコウイチが帰ってきておぉ!テラ元気だったか?って聞かれあぁげ、元気ですぅって挙動不審になっててちょっと可愛いな、と思いました。

 

SOLITARYのタツミ

これはもう完全にセクシーすぎるからみんな観てねっていうあれです。←

 

Higherのウチ

ウチに限らずなんですけどね。自分はこれを観たいがために毎年行ってるようなもんなんですけど。Higherって、事故のあった劇場でウチがずっとそこを守り続けている時に歌っている曲で。なんというかもう必死さが伝わってくる。俺がここに居続けないとコウイチが帰ってきた時の居場所がない、みたいな。そのモチベーションだけで立ってる感がすごく好きで。その後のコウイチが出てきてみんながコウイチー!ってなってる中ウチはそれを見つめるっていうのもなんとも言えないんですよね。俺の役目は終わったんだな、みたいな。めちゃくちゃ切ないんですよ。からのコウイチの凄さは俺が一番分かってるよ!だし。あぁもう一回観たいですね、、、。

 

2幕の真実を知る特にハマナカとリカ

今回の自分的Endless SHOCKの一番の見どころパート1と言っても過言じゃないのかなってくらい観てほしいところだったりします。まず、ハマナカ。ハマナカがコウイチとハイタッチするシーン。ん?ってなって手を見つめるシーン。あそこ、すごく好きです。からのみんながコウイチはもういないと知って取り乱すウチになぁブンイチ、、、!嘘だよなぁ?って迫られるけれども自分は確信してしまっているから何も言えなくて。この微妙な温度差が良いんですよね。リカは前回も言ったのですが、コウイチは病院で息を引き取ったのよ!と言うリカ。今迄のリカは文章では言いにくいのですが、口にしても信じられない、みたいな。そんな感じなんですけど、今年のリカは語尾を強めてはっきり言うので自分に言い聞かせてる感があるんですよね。1幕のBroadwayの街でコウイチとウチが言い合った後、リカは私は、何があってもコウイチに着いていく。だって今迄もそうしてきたし、それしか分かんないから、、、って泣きそうに言っていたのに、着いて行けないからしっかりしないといけないのよと言い聞かせてるかのような言い切り方。ここは状況なだけに気になります。ですが、自分はこの言い切り結構好きです。

 

歌とアンサンブル

今回1500回を迎えるにあたり、歌に力を入れ、アンサンブルを一新したと帝劇公演のパンフレットで言っていた気がします。(ちょっと自信ない)確かに音に深みが増したし、ドラムや太鼓の見せ場がパワーアップしていて、太鼓のシーンは見応えがあったし、歌も、リカ役の松浦さんがそこまで高くないので統一感が出ていて、素敵だなぁと思いました。あと、もう一人、カイト。カイトはRock The Worldでソロパートがあります。3年前に歌は得意ではない、と言っていて少し不安定だったのですが、その頃と比べると段違いで。カイトらしさのある部分なので注目していただきたいです。

 

ゲンタのダンス

ここからは大阪公演で思ったことを。ゲンタって元々可愛らしいのにキレが良くて、エネルギッシュなダンスが特徴だと思うんです。帝劇公演後、屋良さんが振り付けをなさっていた。ミクロワールドという舞台に出演してからの今回地方公演で。予定が合わず、ミクロワールドは観に行けなかったのですが、評判は聞いていたので楽しみにしていて。ゲンタのキレの良さは残しつつ、屋良さんを髣髴されるしなやかさのような妖艶さっていうんですかね?も感じ、表現者に成長していたことに驚きました。可愛らしかった頃のゲンタだけを知っている方には是非今のゲンタを観ていただきたいです。

 

コシオカの気遣い

今回要所要所で目に入ったのが、コシオカの細かい演技。特に、SOLITARY後のスタッフに激怒し、キレるウチを止めるコシオカ。ウチがコウイチに意識がいってる間にスタッフを持ち場に戻らせるという役目をしているのですが、なんだかスマートで。もういいから戻って、って感じで優しくスタッフを返していてさすがコシオカだな、と。2幕のウチが刀をすり替えたことを知った時もまずタツミを心配していたし。他にもありそうなので福岡公演で探したいな、と思います。

 

タツミの演技

今回行ってびっくりしたのが彼です。去年の帝劇公演では、コシオカの役目をタツミがしていて、その時の感想にも書いたんですけど、タツミならあの時きっと立ち直れないと思う。みたいなことを自分は書いていて。今回タツミが刀を渡す役だったのですごく観てしまったのですが。刀を渡し、コウイチにおい、、、タツミ、、、、!と言われてもえ、、、?となって本物の刀だって気づいていないタツミ。刀が床に刺さってからのタツミがもう。すごい必死で。ウチはその刀を振るし、コウイチも交わすし。自分が本物だって気づいていればこんなことにはならなかったのに。階段から誰かー!と叫ぶタツミは観ていて辛かったですし、血返りを浴びてからの絶望感はきっと計り知れないだろうな、と。2幕の真実を知るシーンでも。コウイチが死んだと知って俺のせいだと思ったのか手が震えてましたし。今回でタツミは繊細な人間なんだなと思ったと同時にやはりタツミに刀は渡さないでほしいな、と思いました。観ててほんとに辛い。

 

と、今回はこんな感じです。

気になることまだまだあるのですが、記憶力がなくてですね、少し抜けてしまっているのがもどかしいです。

来月の福岡公演にも行く予定ですので、それまでに気になったことはまた呟いていこうかな、と思います。

 

内くん31歳の誕生日おめでとうございましたー!

 

 

6/14 14:00 I LOVE A PIANO

久しぶり?に舞台を観に行ってきました。

と行っても1ヶ月くらいなんですけど。

今回もネタバレ含みますのでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は1920年代。世界恐慌が起こる前、第一次世界大戦が終わり、アメリカが活気付いてる頃。

レオンと(言っていた気がします)いう男があるミュージックショップに買い取られたピアノに一目惚れしたところから始まります。

そして、ピアノと共にそのミュージックショップの店主の親戚であるサリーと(もしくはサディか)いう女の子に一目惚れをします。

毎日コツコツ働いてお金を貯めている一方で大晦日に、レオンはサリーを映画に誘い、その帰りに告白をし、付き合い始めます。

更にもう一年。レオンが欲しがっていたピアノがあるバーに買い取られてしまいます。

それに怒ったレオンはどうにか取り返し、サリーに、僕の一番初めの曲をクリスマスに君にプレゼントするよ、とプロポーズします。

しかし、そんな二人を世界恐慌が襲います。

元々ユダヤ人でロシアから家族と共に逃げてきたレオンにはお金がなく、サリーの父親はそんな二人をよく思っておらず、無理やり引き離します。

レオンは悲しみ、ピアノを見ると彼女を思い出すからとピアノを売り払ってしまいます。

そこから第二次世界大戦やいろいろあり、レオンも別の奥さんと結婚し、作曲家として幸せに暮らしていた頃。

オーディションを開催すべく、会場に行くと、あの頃に手放したピアノと再会します。

そして、オーディションの知らせをラジオで聴いたサリーがレオンの元へやってきて、レオンはサリーに贈るはずだった曲、「White Christmas」を贈る、とまぁこの拙い文章で伝わってくれ、、、!なあらすじです。

一人何役もされているため、役名の記載がないため、聞き取った音で書いてます。ご了承ください。

 

とにかくすごくピュアなんですよ。レオンとサリーが。

レオンがサリーに意を決して告白するところなんて、サリーは告白されるかなどうかなってなってるからすごく期待した表情になっちゃってるし、あまりの緊張で動揺しちゃうレオンもなんだか落ち着かないし、告白を聴いたサリーがクリスマスに言ってほしかったなんて言うところはなんかもうただの少女だし。

ずっと見ていたくなるカップルっていうか、聞かなくても幸せなんだなって分かるカップル感がすごくて。

結婚してください!って言った時もすごく嬉しそうで幸せそうで。

この幸せずっと続いてほしいなぁって思うけれど、やっぱり貧富の差と経済には勝てなくて。

こんなことなら駆け落ちすれば良かったなんてピアノに縋るレオンがもう辛くて辛くて。

だからこそ、40年経って、お互い別の幸せを掴んでるとは言え、再会できたことがなんだかもう嬉しくて。

二人はもう一緒にはなれないけど、でも、あの頃の二人で。

愛とは違う何かなんだろうな、ってすごく考えさせられました。

 

そして、今回のこの舞台と言えば、ダンスで名が通っている屋良さんが初めてピアノに挑戦するということで。

少し慣れていない感じが可愛らしくて。

しかし、ダンス同様優しく繊細で聞き惚れてしまいました。

 

ダンスもたくさんあって、なんならセリフより歌が多い感じで、THEミュージカル感の強い舞台でしたが、個性溢れる演者さんと、綺麗な歌声とダンスとピアノで、すごく聞き惚れ、見惚れた約2時間でした。

 

 

 

 

 

5/18 14:00 23階の笑い

因みに初演は観ていません。

今回、大阪にもこの23階の笑いが上演されるとのことだったので、行ってまいりました。

話の舞台はアメリカ。

7人の作家と1人の秘書と1人のコメディアンの人気番組が終わるまでの話、といったところでしょうか。

出演はふぉ〜ゆ〜の4人、シソンヌの2人、なだぎ武さん、あと女優の入山法子さんと立花瑠菜さんという若手女優さんです。

あらすじを読んだところによると、この話の原作はニール・サイモンなのですが、あの、ニール・サイモンが若手の頃に放送作家として参加していた番組の裏側を書いた話だそうで。

とにかく面白い。

1/3が芸人という状況で面白くないはずがない。

元々なだぎさんのお笑いセンスは個人的に好きで。

シソンヌさんというお笑いコンビは今回初めましてだったのですが、役柄なのかシュールな感じで。

全体的に会話のラリーは淡々と進むのですが、その中にポッと入るツッコミがじわじわ笑いを誘ってくる感じで。

あと、なだぎさんがほっんとに自由で笑

暴走に暴走を重ねてると言いますか。笑

おけつ探偵以外呟くな!と言われたので、辞めておきますが(詳しくはどなたかが呟いてますので良ければ笑)ほんとに吹くくらい面白かったです。

シソンヌさん、ちょっと気になったので今度ネタ観てみようと思います。

そして女優陣ですが、まず立花さん。

立花さんのプロフィールを観たのですがなんと1996年!

最近20歳になったばっかりやん!っていう。

そんな感じには全くみえなくて。

3年間ベルギーに留学していた帰国子女だそうで、英語の発音がすごく綺麗でした。

2015年から芸能活動をされているということで、演技経験はそんなにないようですが、堂々としていて素敵でしたね。

入山さんは、去年の舞台、「市馬三郎〜温泉宿の恋〜」という舞台に出演されていた方で。

残念ながら、自分はその舞台を観ることはできなかったので、今回すごく楽しみで。

男勝りな女性作家という役所だったのですが、立ち振る舞いからガサツさが出ていて。

要所要所で涙ぐむシーンもあったのですが、本当に涙が流れていて。

誰かしらがふざけていて(演出かアドリブかは定かではありません)とてもじゃないけど泣ける状況じゃないでしょ、、、っていう場面だったのですが、本当に泣いていて女優さんってすごいな、と。

入山さんはドラマとかでよく拝見させていただきますが、今回は今までに観たことのない役だったので、結構心を奪われましたね。

最後にふぉ〜ゆ〜の4人ですが。

今回の話はニール・サイモンがモデルのルーカスを辰巳さんが演じているため、基本的に辰巳さんが中心といいますか、辰巳さんがいろいろな説明をしてくれます。

一番新人の役でちょっと不憫なルーカス。

周りに振り回される辰巳さんがものすごく可愛らしかったです。

越岡さんは女好きでルーカスの良き友で良き先輩という役。

しかし、はじめルーカスをアニーと呼んでいるので良き友であるかは不明です。

とにかく下品でちょっと最低な奴なんですが、奥さんに逃げられてしまう、ちょっと気の毒な奴でもあります。

なだぎさんにアンパンマンのうちわを持たされてここにお前(しょくぱんまん)がいるぞ!みたいなことを言われていて笑

もう笑うしかありませんでした。笑

あと、ベレー帽をかぶっていたのですが、ポケットにまだベレー帽を2個入れていて笑

途中で綺麗に畳み始めるのですが、そのタイミングで!?ってところで畳み始めるので笑いをこらえるのに必死でした。

福田さんがこのチームの最年長でチーフ作家。

ロシアから渡米してきたため、英語訛りが強い、という役です。

話は日本語で進むのでどんな感じなのかなと思ったらまさかの東北弁笑

しかもその方言がなんか似合ってて本当にじわじわきちゃうんですよね笑

小ボケが要所要所に散りばめられているし、なだぎさんに無茶振りされて焦る中、なだぎさんに俺の言ったことをそのまま言えって言われて、言うもその意味が分からないという笑(ちなみに「ヤナギブソン」でした笑)

なんで笑ってるんだろ?ってなってる福田さんが面白かったです。

そして最後の松崎さんはアメリカのコメディアン。

毎晩帰る時に精神安定剤2粒をスコッチで流して泡を吹くというちょっとよく分からない人です笑

この役松崎さんにめちゃくちゃはまっていて!

ぶっ飛び方も振り切り具合も堪らん面白い!

面白い言葉を言ってるとかじゃないんですけど、なんか笑えてくる、みたいな。

しかし松崎さんの役の振り幅はすごいな、と毎回びっくりさせられます。

 

 

とまぁざっくりとした感想ですが。

本当に面白いので、明日もあります。

お時間のある方は是非、当日券もありますので、行ってみるのもありですよ。笑

5/11 14:00 Defiled

保険かけると支離滅裂です。

ネタバレあるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか、不思議な気持ちで、こんなにモヤモヤするのは初めてです。

初めは立てこもってるところからなので張り詰めていて。

こんな感じの話なんかーと思っていたら、ギャグとかボケとか入っていて一気に面白くなっちゃうし、突然身の上話したかと思うと言い合いが始まるし。

言葉は一気に捲し立てるし、突然感情的になるし、目録カードを電子化するために撤去するから怒っているだけなんですけど、それでも、それだけで?っていう疑問がすごくて。

でもハリーにとっては重要なのは分かるけど、何が重要なのか分からない。

いや、変わるけれど、だからと言って爆弾を仕掛けて立てこもるかと言われればそこまでではない、という感じです。

勝村さんはインタビューでハリーの気持ちは共感しやすくなっていると言っているんですが、自分理解できているのかわからなくて。

恐らく無意識的なことなのかな、と。

無意識だとするとかなりやばい奴ではあると思うんですけどね。

そんなハリーにディッキーは諭すんですが、最後の方で、ディッキーはキミとここから出て、家に帰ってカミさんのごはん食べてお風呂に入って朝方まで寝たいんだよって言っていて。

定年間近の刑事って、イメージしかないんですけど、現場仕事ってまぁないと思うんです。

ましてや犯人と交渉なんてしないと思うんです。

それでも、しないといけないディッキーの本音かな、と。

理解できないことを言うハリーを説得するだけのために、ハリーと爆弾に囲まれる。

とても冷静になれない状況で、ニコニコとハリーの話を聞いておまけに身の上話までする。

初めてあったしかも爆弾持って立てこもってる人に自分の話するってかなり勇気いると思うんですよね。

ディッキーは途中で一度外に出ます。

上司にこれ以上の交渉は無理だと言ってくると言いますが、戻ってきたディッキーの手には、同意書と胸に忍ばせた拳銃が。

ほんとはこんなことしたくないから俺とここを出ようと銃を突きつけるんですけど、それでもハリーは動じなくて。

目録カードがなくなるなら死んだ方がマシだ!なんて言っちゃうし。

揉み合いになってディッキーから拳銃奪っちゃうし。

でも、最後ディッキーを騙して図書館から追い出したハリーは銃に撃たれて、その反動で爆弾のスイッチを入れて図書館とともに死んじゃうんですよね。

その時なんですけど、何故ハリーは撃たれたのか。

撃たれた時、ガラスが割れる音も唯一空いていた扉が開いた音もしなくて。

銃声を聞いたディッキーがハリーに無事か聞いていたのでディッキーが忍び込んだ様子もなく。

考えられるとすれば、ディッキーから奪った拳銃が暴発したんじゃないか、ということ。

ハリーが撃たれた時、ハリーは机に覆いかぶさるようにしていたため、腹部の近くに拳銃が置かれていました。

位置も一致するので間違いないと思うんです。でも、自分の要求を飲まないと読んだディッキーが拳銃が暴発するように仕組んだんじゃないか、ともう考えてしまって。

もしそうだったら恐怖でしかないな、と。

そこの真意は分かりませんが、負傷したハリーは、混乱しながらついに爆弾のスイッチを押して図書館と共に死んでいきます。

 目録カードが電子化でなりなくなることによってここまで発展してしまいました。

図書館も目録カードもハリー自身もなくなると思っていなくて衝撃でした。

どっちも救えないってなんとも言えなくて。

本当にかわいそうというか切ない奴でした。

でもいつも持ってる目録カードと一緒に死ねたことはディッキーには地獄だけどハリーには天国だろうな、と。

 

出演者は戸塚さんと勝村さんしかほんといらっしゃらなくて。

戸塚さんは感情的になって早口でまくしたて強いこだわりがある。

勝村さんは一度話を受け入れてでも言い合いになるとすごく怒る。

本当にセリフはポンポン飛ぶし、迫力はあるし、無駄はないし。

疑問が多く残る舞台でしたが、楽しい舞台でした。

 

 

 

 

 

4/21 14:00 それいゆ

頭痛に浮かされながらの観劇で更新遅れました。笑

再演ということで、前回の初演でものすごく感動しまして。(全く言葉にはできてなかったですけど。)

話自体は変わりありませんでした。

以下個人的感想です。

 

 

 

 

 

 

 

最早、全員不器用なんじゃないかと思えてきました。

主人公、中原淳一は誰がどこから見ても不器用だと思える人で。現状に満足せず、常に新しいことを追い続け、美しさとは何か、を常に考え続けそれ故に周りを取り巻く友人や、弟子までもが離れていってしまうという何とも切ない人です。妥協することなんていくらでもできるのに、自分が満足しないからと手を抜かず、その姿勢は鑑とも言えるとは思うんですが、常人には理解できない精神だな、と思います。

そんな淳一のファンであった舞子だって、純粋に夢を追いかけているように思えますが、両親の都合で、一緒になりたくもない男と結婚させられ、ストリッパーになります。淳一と決別する日、舞子は淳一に私だって我慢してるんだから、先生も我慢してよ、少女の友で挿絵を描いてよ、と懇願しますが、今迄素直に生きていたとは思えない程の悲愴感で。今迄内に秘めていたものが全部出てしまった、みたいな。その後、両親が亡くなり、一人になった舞子は男と別れ、女優を目指すのですが、それまでにそんな絶望の数年を過ごした中で一度、淳一に出会ったということが、舞子にとって一番の救いだったのかな、と思ったり。自分の希望だった少女の友の挿絵を描いていた淳一に、堕ちるところまで堕ちた自分を見られた辛さというか、悲しさ、というか。でも、あの時天沢が舞子に出会って淳一に言っていなければ、出会うこともなかったし、舞子が夢を思い出すこともなかったのかな、と。

天沢は生き方もですが、特に性格が不器用だな、と思いました。舞子に連れられ、初めて淳一のアトリエに行った時、桜木が使う英語にきちんと突っ込んだり、淳一の服装に驚いたり。あの中で一番、あの頃の日本を気にしているように思えました。国のために戦争に行かなければいけないのに、肺結核を患ったため、出兵を免れたことに負い目を感じているのかな、と。そして、最期まで淳一の元を一度も離れなかった天沢ですが、天沢は淳一が一番弱くて、孤独な人間だと分かっていたからではないかな、と感じました。淳一を独りにすると本当にこの人は周りが見えなくなってしまう、と思ったのかな、と。信頼していた弟子が離れ、友達だった舞子と絶交し、理解者だった編集者は降板と共に離れ、どこから見てもおかしいけれど、素敵な淳一を支える人は自分を救ってくれた自分しかいないんじゃないか、と。しかし、その考えこそが一番素直で不器用だな、と思います。

桜木は、淳一に振り回されながらも師事している挿絵作家です。自分は、桜木こそが一番不器用なんじゃないかな、と思いました。と言うのも、2幕で淳一を裏切り、以前淳一の才能を見出し少女の友の専属作家にした山嵜の依頼で、ひまわり社以外の雑誌の挿絵を描いてしまいます。淳一には、給金が足りないなら僕に言えば良いと言われ、その時には僕にだって生活があるんです、と言っていますが、本当は違うんじゃないかな、と。何年も淳一に従事している中で、自分は求められたものだけを書けば良いと思っている桜木と、自分の満足のために妥協をしない淳一の間で考え方の違いが生じてしまったが故のフラストレーションの爆発じゃないかな、と思うんです。こんな挿絵で満足なのか?と淳一に聞かれ、満足しなくてもお金はもらえると考える桜木。誰よりも長い月日を過ごしていた2人がこんなにも簡単に終わってしまうのか、と。けれども、桜木は淳一に感謝しているから、最後にお世話になりました、と悔しそうに言うんですよね。泣きそうな声で。もうすごく切ない。何故1枚の挿絵でこんな辛い別れをしなければならないのか、と。桜木もそこまで言えるんだったら、妥協してこれから先も淳一に師事していれば良いのに。そこまでして意地を張りたかったのか、自分が描いた挿絵について核心を突かれたからなのか。どっちにせよ、切なすぎる話ですね。

 

と、今回の再演ではメインの4人について書いてみました。

自分が思ったことなので、全く違うこと言っているかもしれません。

それでも言えることは、再演がされること素敵な舞台だと言うことです。

 

 

 

 

 

4/14 13:00 滝沢歌舞伎2017

やっと行けました。滝沢歌舞伎。

ずっと行きたくて行きたくて、今回衝動的だったんですけど。笑

感想というか、言葉を失いすぎているので、自分が思ったことをひたすらだらだら書こうと思います。

 

 

 

 

 

インパクトめっちゃありません?

幕が空いた瞬間、夢にまでみたあの滝沢歌舞伎が目の前で上演されていると思うともう嬉しくて鳥肌が立ちました。キラキラしていて、演者はみんな楽しそうで。みんなこの舞台に立てることが嬉しくて仕方がないと言った感じで。そんな舞台を観れたことがとにかく嬉しかったです。それぞれの感想を書くと、自担のことだけになってしまうので省略しますが、自分がえ、これなに!?と思ったのが太鼓。健くんが太鼓の上でタップダンスをしていて。自分の足で太鼓の音を出すっていうことが衝撃的で。こういう発想は何処から生まれるのかな、と目から鱗でした。あとは何と言っても浮世艶姿桜のセグウェイですね。あれは一体なんなんですか?笑ただセグウェイに乗ってるだけだと思ったら光出したで!?!?っていう。笑いやぁ衝撃でしかなかったです。

 

出演者について

個人的なことになってしまうので、控えようかな、と思ったのですが、どうしても書きたい人がいるので少しだけ。今回Jr.のメインメンバーにSnow Man、宇宙Sixから林翔太くん、そして関西から室龍太くんが出演されていました。まず林くん。実は今迄林くんに注目したことがなくて。と言うのも、自分はTheyだと高橋くんだったし、高橋くんが辞めた後は山本くんを観ていたので。ものすごく失礼すぎる話なんですけどね。こどもつかいの林くんが本当に信じられなくて。恐れ慄くあの表情になんだがゾワっとしてしまって。こどもつかいは林くんにただただ引き込まれました。室くんは、結構演技を観ることが多くて。一番最後に観たのは恐らく少年たちだった気がするのですが、あの頃より気迫もあって、堂々としていたと思います。殺陣がやりたいと言っていましたが、見せ場もたくさんあって、観ごたえあるな、と思いました。最後にSnow Manですが、もう今や常連でタッキーのお付きじゃないか!?という程のSnow Manですが、先日のジャニーズJr.祭りとは空気感が違って。こんなSnow Man観たことない!と鳥肌が立ちました。振りは揃えるし、メリハリ付いてるし。いつも以上にかっこよかったです。(色眼鏡)

 

最後に。

滝沢歌舞伎って、華やかだけど落ち着きがあるな、と思いました。最後のwith LOVEで、タッキーがすごく儚くて。なんだが切なくなってしまって泣きそうになりました。一人一人を粒立たせ、埋もれされない。し、ごちゃつかない。あれだけ人がいると、誰が誰だが分からなくなる時があるんですが、そういうことはなくて。不思議だな、と思ったんですが、よく後輩と接するタッキーだからなのかな、と思ったり。これは癖になりますね。早くも来年が楽しみです。

 

 

4/6 11:30 コメディ・トゥナイト!

笑い以外起きない空間でした。

 

ブロードウェイのミュージカルを江戸版にアレンジということで初めは意味が分かりませんでした。

だって、江戸版ですよ?はい?って感じじゃないですか笑

そして、脚本が宮本亜門さんということで、更に謎でしかなくて。

でも、一度亜門さんの作品を観たいと思っていたのと、何より内くんが出るということで思い切って行ってみました。(半分以上後者)

まず演者が豪華すぎる。

主演が片岡愛之助さん、他にもルー大柴さん、高橋ジョージさん、松田美由紀さん、平野綾さん、ダイヤモンドユカイさん等テレビでよく観る方ばかりで。

とにかく目移り酷いし誰を観ればいいのか分からない!笑

こんなに贅沢な気分を味わったのは久しぶりでした。

話のあらすじは、薬屋の夫婦が妻の母の見舞いのために旅に出ることになり、その間2人の子供の面倒を見るよう丁稚頭は言われます。妻は丁稚頭に子供が賢くなるようなものをたくさん食べさせることと、変な虫がつかないようにと言って出て行きます。しかし、2人の子供は隣の女郎屋に入ったばかりの女郎に一目惚れしてしまい、それを子供付きの丁稚が知ります。その丁稚が子供のためにどうにか2人をくっつけようとしてハチャメチャなことが起こるという話です。

とにかく笑い要素が強くて笑わずにはいれない感じで。

申し訳ないですが、高橋ジョージさんが最後内くんに結婚を許す場面が一番面白くて説得力あり過ぎて面白かったです笑

 

ただものすごく気になったのは、内くんの役。

プログラムには、10歳くらいの設定って書いてるんですよね。

10歳の少年が女郎に一目惚れして結婚するって!?みたいな笑

上演中は全然気にならなかったんですけど、終わって冷静に考えたらあれ?おかしくないか!?みたいな笑

それを言い出したら丁稚を演じてる片岡さんも少年じゃない、、、みたいなことになりますけどね笑

でもそれが面白さをプラスしていたんじゃないかな、と思いました。

 

25日まで松竹座で上演されておりますので、お時間ある方は是非観ていただきたいな、と思います。